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じゃポルスカ楽描帳

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2017年 02月 01日

北国の人たちに関する本を読む 4

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北海道旭川出身の作家、三浦綾子氏著、”氷点(上・下)” 、
及び ”続氷点(上・下)” 読了しました。


この超有名な作品に関しては既に各方面で語りつくされているので、
あらすじや細かい感想等は省略させて頂きますが、



デビュー作でこんな素晴らしい内容を書き上げるなんて!!!
三浦先生、すごすぎます!!!




あとは各文庫の表紙の絵が個人的には非常に気に入っています。


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三浦綾子先生は私が一番好きな作家です。
今までにこれだけの作品を読みました。
どの作品も主に北海道が舞台として描かれています。


この中でダントツで気に入っているのは、”泥流地帯”と”続・泥流地帯”です。
その次に好きなのは”天北原野(上・下)”です。


あと上記作品以外にも”塩狩峠”も読了しているのですが、


なぜか家の中のどこを探しても見当たらず、
実は現在ワタクシプチパニック状態に陥っています(T_T)!!!


時間はかかってもいいので、無事に発見できますように・・・(涙)。

# by japolska | 2017-02-01 09:53 | Wonderful Books
2017年 01月 31日

アメリカで鯛めしもどきを作って喰らう!

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週末、自宅で鯛めしもどきを作って食べました。



以前読んだ本の中に「鯛めし」にまつわるお話が掲載してあり、
それがすごく美味しそうだったので、いつか鯛めしを食べてみたいという気持ちがずっとあったんですが、
土曜日にルイビル市内のアジア食材を扱うお店Choi's Supermarketへ行ったら、
冷凍の魚コーナーの中に真空パックに入ったRed Snapperが丸ごと一匹売られていたので、




これは夢をかなえるチャンス!!!




とばかりに早速購入(本当に魚と目が合った。またこれも運命に違いない!)
あとは冷凍庫にあった野菜やその他の魚介類を使って、
ちょっと内容を豪華にしたアメリカ版の鯛めし(というか和風パエリアに近い)を作ってみました。



まずは冷蔵庫でしなびていたセロリと大蒜、そして玉葱をみじん切りにしてから少量のごま油で炒め、
そこに小柱と浅利の剥き身、そして蛸の足のぶつ切りと剥き枝豆を入れてさらに炒め、
全体がしんなりしてきたら、事前に研いで吸水させておいた米を入れさらに混ぜ、
日本酒とすりおろした生姜、そして昆布茶を加えて一煮立ちさせてから、
必要量の水と濃縮追いがつお液を適量加え、全体が平らになるように均しました。
後はその上にRed Snapperと海老を載せ、蓋をして弱火で米が柔らかくなるまで火を通せば完成です。



早速お昼ご飯に食べたんですが、魚介類の出汁がよく出ていて大変美味しかったです。
でもちょっと薄味で物足りない感があったので、先日アメリカで購入した七味唐辛子購入のくだりはここ→http://japolska.exblog.jp/25239300/)を振りかけて頂いたんですが・・・、




これがものっ・・・・すごく美味しくて(T_T)!!!







「こ、、、こりわ、ビール案件だ!!!






と、早速ビールを開けて呑みながらがつがつと頂いてしまいました(笑)。





その後、残ったRed Snapperの御頭部分も、
冷凍水餃子に付いてきて余っていた酢醤油をたらしながら、
細かい部分もせせり出すようにして頂いたんですが、
口の中に広がるあまりの和の風味に、





「こ、、、こりわ、日本酒案件だ!!!





と、第2ラウンドまで開始してしまいました(笑)。




ちなみに御頭部分で美味しかったのは、


・目の周りのプルプル部分
・頬肉
・目と口の間の筋肉
・あご下の細長いコラーゲン



でした。



ちなみに残念ながらこのRed Snapperの身体の中からは”鯛の鯛(鯛の形をした骨)”は見つかりませんでした。
こちらのページを読んでみると(http://blogs.yahoo.co.jp/advamed2008/21686899.html)
このRed Snapperは広義ではスズキ目にはいる種類だそうです。
鯛の鯛”を見つけるのは私にとってはいつも小さなお楽しみなので、今回はちょっと残念でした。




なので厳密にはこれは”鯛めし”とは程遠いものかもしれませんが、
調理された赤い大きな魚を見るとすごく華やかな気持ちになったのは確かだし、
丸ごとのお魚を使った炊き込みご飯は本当に美味しかったので、
また機会があったらぜひ作ってみようと思います。




# by japolska | 2017-01-31 08:42 | 世界のテーブルから
2017年 01月 28日

ポーランドに関する本を読む 14

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つかだみちこ氏著”キュリー夫人の末裔・ポーランドの女たち”読了しました。
内容は著者がポーランドに滞在時、実際に出会ったポーランド女性たちについて、
自分の経験談を含めて説明してくれていました。


私はこの本を枕元において少しづつ読み進めていたんですが、
翻訳物ではないので決して読みづらくはないはずなのに、
読み終えるのに3ヶ月近くかかってしまいました。


というのは、この作者は日/ポの翻訳をされていたのですが、
やはり彼女の仕事の関係上、紹介されていたポーランド女性たちの多くが文学や音楽を職業にしている人たちが多く、
この本の中で作者は、そのポーランド人女性達のポーランド国内での活躍を詳しく説明してくれてはいるものの、
正直、そっち方面に完全に疎い私は、
「なるほどー、こういう人たちがいるんだー。」みたいなレベルで終わってしまい(汗)、
どうも強い興味を持ったり、すんなりと感情移入をすることができず、
読んでいてもどこか上滑りをしながら文字を追っているだけ、という捉え方になり、
実はなかなか「この本をどんどん読み進めたい!」という強い気持ちにはなることができませんでした。


でも、そうは言いつつ、もちろん楽しく読めた部分もありました。
例えば、今までポーランドに関する本を何冊か読んできましたが、
ポーランドに仕事で訪れ、尚且つ本を書かれた日本人は、ほぼ確実にといっていいくらい、
日/ポ翻訳の第一人者の工藤幸雄氏と会われていて、この方の文章の中でも短いながらもその事にも触れていたし、
(※奥様の工藤久代さん著の”ワルシャワ貧乏物語”は私のバイブルだし、工藤氏の本は何冊か持っていて、私は個人的にこのご夫婦のファンなんです。)
またポーランド人の若者の前で日本の原発の詩を読んだらみんなものすごく真剣に聞いていてくれていた流れには感動させられましたし、
去年の夏に”キュリー夫人伝”を読んだからこそ理解できた章もあり、沢山の新しい発見がありました。



また、ゲットーを生き抜いた世代のポーランド女性たちに関しても触れられていて、
彼女たちは、いい言い方をすれば、


”自分の意見をしっかり持っていて、その自分の確固たる信念を通すため、彼女たちは迷うことなく確実に行動に移す事ができる強い実行力がある”


といった気質を持っている人たちが多いらしいのですが、また別方向から見て、ちょっと意地悪な言い方をしてしまうと、


”どんなに他人の迷惑になっても、自分の主張は曲げないし、他人の目なんか全く気にせずに自分のやりたい事は絶対にやり通すといった大変頑固な半面、同時に自分の損にならない方法にも固執する非常に打算的な性格をも持ち合わせている”


という傾向があるということも、作者は実体験を通して書き綴っていてくれ、
その作者が出会った色々な困難(結局作者はいつも納得が出来ないまま、主張の強いポーランド女性に譲歩することが多かった。本当に作者の方は色々と心を砕かれていました・・・。)を読んでいく内に、
作者への同情と共に、逆にある意味そのポーランド女性たちに感心もし、また日本人女性の”主張が苦手”という基本的な性格についても考えさせられたりしました。


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ちなみにこの本は、AMAZONのマーケットプレイスから購入しました。
ここから中古本を購入しようとすると、底値の商品だと、
たまにこんな風に、図書館からの除籍本でラベル等が貼られている商品もあります。
私はこんな本が大好きで、わざとこういう本を選んで購入したりしています。




# by japolska | 2017-01-28 09:08 | Wonderful Books
2017年 01月 27日

日本最大級のTSUTAYA・蔦屋書店フォレオ菖蒲店へ行ってきた話

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里帰りの際、日本最大級のTSUTAYA・蔦屋書店フォレオ菖蒲店へ行ってきました。
出入り口の写真しか撮っていませんが、もう既に遠くからでも建物が水平にめちゃくちゃ長いのが確認でき、
その堂々たる佇まいはまるでアメリカの巨大なショッピングモールのようでした。


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出入り口に入ってすぐの中の様子です。
通路は広く取られ、また本棚は落ち着いたダークブラウンの木製で、
本好きの私は足を踏み入れた瞬間に、


「まさにここは私の完璧な楽園!!!」


と、感動を隠し切れませんでした。


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早速中を歩いてみると、このめちゃくちゃ広い敷地内では、
約半分が本で、約半分は雑貨や文房具、お洒落な生活用品が占めているという感じで、
本好き及び雑貨好きの人だったら1日中いられるようなセッティングになっていました。


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注目の新刊本の紹介のコーナーも大きいです。
いやもうホントたまりません!


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敷地の隅っこのエリアにはコーヒーショップが併設してあり、
購入した本を早速ゆったり読めるスペースも確保されてありました。
こんな風に本屋でのびのび出来るのっていいですね~。

肝心の本の品揃えはかなり良かったです。
私は料理本が好きでよく購入するのですが、
普通の街の一般的な本屋ではまず絶対的に扱っていないような、
もしくはアマゾンで注文しないとすぐに手に入らないような、
ちょっとお高めのマニアックな部類に入る本も全種類置いてあって、
それが一番感動しました。

「こんな本屋が自宅の側にあったら最高だなー。
きっと来るだけで気持ちが癒されるだろうなー。」
と、近所に住んでいる人たちが素直にとても羨ましかったです(笑)。

とにかく、本好きの方には大変お勧めのスポットでした。



# by japolska | 2017-01-27 06:02 | Wonderful Books
2017年 01月 26日

アメリカで七味唐辛子を安く購入できたお話

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先週の日曜日、久しぶりにWilliams-Sonomaに行ってきました。

ホリデーシーズン後なので何か掘り出し物はないかな、と思いながら店内を見回してみたところ、
レジ前のセール品の籠の中に、SHICHIMI TOUGARASHI(七味唐辛子)の瓶を発見。


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どれだけ安くなっているのかな~、と、値段を確認したところ、


元値@$9.95 → 最終価格@$0.99


と、なななんと90%以上の値引きが施されていたので、
思わず籠に残っていた瓶を瞬時に全てかっさらってきてしまいました(笑)。
こちらの購入に関して、迷いや躊躇は一切無かったです(笑)。



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籠に残っていたのは全部で4瓶でした。
個人的にはこの大きさで1瓶@$0.99だったらかなりお買い得だと思いました。


いやー、それにしても。
基本的には買いだめはあまりよくないことだし、
長い目で見ると、すぐに使いきれる分だけ購入した方が結局お得、ということも、
自分も頭の隅ではしっかり理解はしてはいるものの、
自分の心の琴線に超!響いた品物が、ほぼ捨て値価格で市場にに出されていると、




「次にこんなチャンスに出逢えるのはいつになるか分からない」





とか、




「中途半端に購入して、後日「もっと買っておけばよかった」と後悔するのが怖い」





とか、



「彼らを救えるのはこの私しかいない。えーい、ぐずぐず悩むな時間の無駄だ!!!買っちゃえ!!!」






のような、何と言うか、そんなヘンに臆病なくせにどこか計算高く
また先の事を細かくシュミレーションするのも一切シャットダウン、というような、
ある意味女性特有の「衝動買い」、もしくは典型的な「元取り」心理が瞬間的に働いてしまい、
お財布が許す限り、ついついこんな風に大人買いをしてしまう傾向が、私にはあるんですよね・・・。


でも、それで解消されるストレスも確実に存在するし、
またある種の光悦とした達成感のようなものもあり、
そして家に持ち帰ったら持ち帰ったで在庫がたんまりある」という安心感も発生するし。
なので自分ではコントロールがなかなかしにくいのが難点です・・・。
これも軽い買い物中毒の一種でしょうか・・・。
(つーか、言い訳をこんな風(↑)に、フォントや文字の色まで変えて主張すること自体、
ある意味もう自分の中で色々と負けを感じています・涙。)



でもまあ、何はともあれ、今までこんな感じで購入した調味料は全部キチンと使いきっているから、
お財布にも環境的にも無駄にはしていないと思うし、
今まで使っていた七味唐辛子が先日切れたばかりなのでちょうど良かったです。←と自分に言い聞かせみる(苦笑)。
まだまだ寒い季節なので、熱いうどんや蕎麦、後は豚汁や漬物などに入れて楽しもうと思います。




# by japolska | 2017-01-26 07:49 | 世界のテーブルから