2008年 04月 21日
今週末から1週間の予定で、ポーランドからユスティーナが渡米してきています。 一緒に料理をしたり、買い物に行ったり、色々ダベったりして、 気の置けないとても楽しい時間を過ごしています。 写真はユスティーナが作ってくれた夕食です。 右から、チキンと玉ねぎとパン粉をバターで炒めたもの、 じゃがいものニョッキ・パン粉バター炒めのせ、 サルササラダにBluedogのパンとチーズです。 ちょっと重かったけどおいしかったです。 それにしても・・・昨日は本当にびっくりした、というか、 しみじみポーランド人の頑固さや家に対する思い入れを思い知らされたというか・・・。 と言うのも、実はこの食後に、旦那は彼女と「窓の外枠の色」について、 てんこ盛り集めたパンフレットを彼女に見せ、どの色がいいかアドバイスをもらっていたんですが、 余裕で3時間も激論を交わしていましたから! しかもその3時間の間に、 春にしては結構肌寒い気温の中(吐く息が白かった)、 パンフレットやサンプル色を抱え、 何度も家の外と中を行ったりきたりしていましたから! そしてしかも、次の日も朝食後に、 「夕べはこの色のことを考えて眠れなかったわ(!!)。しつこいけどこれで最後だから」と言いつつも、 最終的に2つに絞られた色の間で、 余裕で2時間程、バリバリマシンガントークやりまくってしていましたから! 実はこの討論の後、家に関しては、 「雨風がしのげて暖かければいい。基本的な物があって、それらが壊れてなければOK。」 というスタンスを持つこだわりのない私は、 「家に興味がないなんておかしい。人として何らかの欠陥があるんじゃないか。」 というくらいの扱いをされ、いかに私の考えが間違っているか両隣から容赦なくバッシングされ、 かなり肩身の狭い思いをしておりまする・・・(遠い目)。 一瞬だけ愚痴らせてください。「私ってば、そんなにおかしいのかなぁ~(T_T)?」 日本人の私としては、いざというときのために銀行口座にいくばくの現金を用意しておいて、 既にある物を壊れるまで大切に使って、 手元に無い物、必要なものがあったら買う、という姿勢なのですが、 ポーランド勢の考えは、まずは、 「銀行にお金を入れておいて何の役に立つのだ!使わない金は死に金だ!」 という根強い観念から始まり、 家に関しては、例えばもともとその物が家にあって問題なく使える状態でも、 余裕があったら(って我が家にはホントに全然ないけど!)少しでもランクが高いものを買って取り替える、 または家の中がよく見えるステイタスのあるものを買う事や質のいい物を買うのが、 ある意味最高の投資で、生きたお金の遣い方なのだ!という観念が根強くあり、 銀行に預金を持つくらいなら、全部家(不動産)につぎ込んだ方が絶対に得!という考え方なのです。 正しい場所に家を購入し、細かく手を加えれば、必ずその価値が上がる欧米諸国出身者と、 逆に新築でも買った瞬間から中古になり、価値が下がってしまう日本出身者の間には、 家に対する考え方も、お金の遣い方に対する考え方も、本当に全く違うものなのだと言うことを、 改めてある意味新しいカルチャーショックとして受け止めてつつある今日この頃です。 激安!!馬鍋セット(3~4人前)お家でお手軽桜鍋はいかが?! 馬鍋セット ↑ポーランドでは(かつて?)馬肉が有名(だった?)らしいです。ちなみにここルイビルでは馬を持つことが一種のステイタスです。 (←)この記事を読まれて、「面白かった」「いつか何かの役に立ちそうだ」などなどと感じられたら、クリックして頂ければ嬉しいです。励みになります。
by japolska
| 2008-04-21 10:21
| ポーランド
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