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じゃポルスカ楽描帳

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2008年 02月 21日

外国人と日本語

外国人と日本語_e0070787_11032100.jpg


海外に出ると、自分が日本人で、日本語がしゃべれると言うことだけで、
それ自身が結構ユニークなスキルになるということを、
アメリカ移住5年目にして、少しづつですが感じはじめています。


と言うのも、全くのプライベートでですが、
このところ、私が日本人と言う事を知っている人経由で、
英⇔日の翻訳を依頼されるケースが増えてきました。


ひとつは、旦那の友人のポーランド人からで、
彼が持っている古い日本のビデオに入っている歌の意味を英訳して欲しいと言う内容でした。
まずは送られてきた音楽ファイルを何度も聞きながら、まずその歌詞を拾い出し、
それを辻褄が合うように英文に直す作業をして、メールで返送。


そこで全てが終わってくれればよかったんですが、
実はその歌詞が、あまり意味のない、非常に抽象的なものだったので、
相手側から質問が来る → もっと分かりやすく直す(すでにここで意訳の域に入る) →
また直したものに質問が来る → 自分の意見を踏まえて更に説明する(すでにここで翻訳の仕事はしていない) 
→ 最初に戻る

という、まるで懐かしのシブがき隊の「挑発∞」を彷彿させるようなスパイラルに陥ってしまい、
(※「挑発∞」の読み方が分からない人はお父さんかお母さんに聞いてみてください。)
アメリカとポーランドと海を越えているというのに、旦那と言う通訳が間に入り、
現在インターネットを通じて、3ヶ国語(英・日・ポーランド)ごっちゃまぜの変な議論バトルが繰り広げられています。むふー★


そしてもうひとつは、アメリカ人の名前の翻訳です。
実は以前住んでいた集合住宅で、こんなカードを住人の1人にプレゼントしたのですが、
この人が口コミで他の人にこの事を伝えたらしく、
その中の1人からおととい電話がかかってきました。


話を聞くと、自分の父親が会社の副社長をしているんだけど、
今度日本に行く事になったので、既に日本語に訳された名刺の裏に漢字で自分の名前を入れたい、とのこと。
「とりあえずメールでスキャンした名刺を送るから」と言う事で、送ってもらったんですが、
見るとそれはもう表にカタカナでプロフェッショナルに入っている完璧なもの。


(・・・こんな完成品に、例え裏でも、外国人の漢字名なんて、
しかも私が当て字したいい加減なものを入れていいものだろうか・・・。
もしかして、普通外国人の名前はカタカナ表示されるもので、
日本人の名前のように漢字を使うことはしない、と、説明した方がいいんじゃないだろうか・・・。)
と思った真面目なワタクシ。

でも今年の目標のひとつは「肩の力を抜くこと」。
そして私の今の翻訳者としてのミッションは、相手からの要望に答える事
(↑ と書きつつ、本当は半分ぐらい面白がっているもう1人のワタクシ。)

ええ、2時間ほどかけて、訳してみましたよ彼の名前を!







訳したアメリカ人副社長の名前:

闘武 明流芽夢豊
(↑)※元の名前はあえて伏せさせてください。


・・・訳し終えて改めて画面を見た私が真っ先に思ったことは、


「これは暴走族の特攻服に金色の糸で刺繍されている標語かー!」


ちゅーことでした(笑)。



いやー、外国人の名前を漢字に置き換えると、やばいくらいに暴走族になりますね


でも、ワタクシこの漢字の羅列に、久しぶりにとっても嬉しくなってしまいました。
基本的にいったんはまるととことんやる典型B型オタクタイプの上、
「下妻物語」&80年代ヤンキー大好き人間なので、
本当にこのヤンキー当て字翻訳作業は、
時間を忘れて没頭してしまったくらい楽しかったです!!!


ちなみにこの文字の意味をいちいちとこんな風に、

闘 = Fight
武 = Samurai

明 = Bright
流 = Flows
芽 = Bud
夢 = Dream
豊 = Rich



と訳して、更にダメだししたメールを送ったら、相手からは速攻大喜びの返事メールが届きました。
しかもその依頼者からだけでなく、
そのくだんの副社長さんからもお礼のメールをもらってしまいました。
どうやらアメリカ人に対し、「漢字」をいう、それぞれに意味を持つ文字を使うということは、
私達が思った以上に相手にとって貴重なものになるみたいです。


やっぱり自分の持っているスキルを誰かに求められ、
それで役に立てれるって嬉しいものですね。
これもボランティア活動の一環と呼んでいいでしょうか(笑)。
こういったことを機会に、少しづつ知り合いが増え、
友達の輪が広がっていけばいいなぁ、と思う私でした。


※写真はポーランドの旦那の実家近くで写した野良犬4匹。
この4匹は人間がちょっと近付いただけでも、
ものすごい勢いでほえてきて、今でも飛びつきそうなくらい攻撃的だったのに、
4匹は兄弟には見えなかったけれど、お互いものすごく仲良しで、
全匹がそれぞれを気にしながら、いたわりながら行動しているのがすごくよく分かりました。
今でも元気に幸せに暮らしていますように。

by japolska | 2008-02-21 13:38 | アメリカ


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