2007年 07月 13日
スペイン・バルセロナから空の旅で約3時間、1年ぶりに母国の地を踏むのでかなりのわくわくモードに入っている我が家のポーランド人と、挨拶以外のポーランド語が分からない不安いっぱいの日本人の私を乗せた飛行機は、夕方近くにポーランドの首都にあるワルシャワ空港に到着しました。 今回の飛行機はスペインの航空会社のアイベリア航空を使ったのですが、できるだけ余分な費用はかけないようにと探してみた結果、チケット代金が安い代わりに色々なサービスが簡略化されたかなりエコノミーな便をインターネットで発見!2人で合計約US$360(往復)という価格に迷わずに予約&購入しました。 当日実際に搭乗してみると、席の指定もなければ(飛行機で自由席ですよ!)ドリンクや食事も一切なしといったシンプルさで、何か欲しけりゃパジャマのような制服を着た乗務員を引き止めお金を出して頼むといった形なので、余分なサービスの提供がない分機内は非常に落ち着いていて、逆にとても快適に過ごせた3時間でした。 空港に到着し、飛行機から外に出て真っ先に思ったことは 「寒い!」 でした 。 夕方近くということもあったかもしれませんが、とても夏とは思えないくらいの気温の低さ!私はバルセロナで過ごしてきた格好そのままの半袖シャツを着ていただけなのですが、思わず二の腕をさすってしまう始末でした。どうやらポーランドは同じヨーロッパでもやはり北部にあるせいか気温や湿度が低く、半そでなんてとんでもない、長袖でもジャケットがなければとても過ごせないくらいでした(私的には)。 体温保持のため背中を丸めながら空港内に入る私(もちろん我が家のポーランド人は全然平気)。全く質問のない簡単な入国審査を受け、早足で荷物を受け取るロータリーに足を運ぶと、ポーランドの夏の気温対策に関して、もう笑っちゃうくらいにくっきりと明暗分かれた人々の様子が見られました。 と言うのも、どうやらバルセロナからの旅行帰りと思われるポーランド人&事前情報を得て準備してきた賢い外国人は、きちんと上着をきていて保温対策バッチリで、背筋もぴしっと伸ばしてとっても格好良くさまになっているのですが、私のように、我が家の中に現地生産のポーランド人がいるにも関わらず、ポーランドの夏の寒さについてほんの少しの助言ももらえなかった(←はっきり言って旅行が終わってからも未だに恨んでいるワタクシ)勉強不足の外国人や、ここはポーランドだと言うのに何を考えているのか、麦藁帽子にアロハシャツ、短パンにサンダルという格好の、明らかに行き先を間違っているとしか思えないラテン系スペイン人のおっちゃん達は、上着を取り出そうにも荷物が出てこないのでそれができず、くるくる回る回転寿司状態の荷物の前で背中を丸めながら「まだかまだか」と足踏みをしているような状態でした。 北の国の夏、あなどるべからずです! えーここで、もしかしたら将来この時期にポーランドに行く方がいらっしゃるかもしれないので、あえてここで大きな声で助言させて頂ければと思います。 「ポーランドへは夏でもジャケット(初夏であればできれば軽くて暖かいフリース生地のもの)を持っていきましょう!」 ※ポーランド旅行記はこれからも適当に続きます。写真はポーランドのある駅前で見かけた犬。
by japolska
| 2007-07-13 00:00
| ポーランド
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