2006年 05月 28日
私達がイスラエルにいた頃にお世話になった方が、 日本に一週間ほどいらっしゃいました。 その方は世界中の「お守り」を集めるのが趣味。 今回の来福の際も、大宰府天満宮で沢山のお守りを買われたそうです。 「小さくて可愛いものが好きなら、こんなのも気に入ってくださるかもしれない」 そんな理由から、へたくそながらも(笑)、ちりめん細工の椿袋を作ってみました。 ちりめん細工とは、江戸時代頃から始まった手作業のひとつで、 着物を仕立てた際に出る小さな残り布を縫い合わせ、 手のひらに乗るくらいの大きさの花や動物などを形作った、 「日本流立体パッチワーク」のようなもので、 その多くは、中に大切なものをしまえるよう内側に小さい袋がついていて、 古くから女性に愛され伝えられてきた日本の伝統手芸のひとつなのだそうです。 なんでも昔は布は貴重品だったので、人々はどんな小さな切れ端でも大切にして、 何度も解いたり縫い直したりして、最後まできちんと使い切るようにしていたのだとか。 残念ながらこのちりめん細工の歴史については彼に伝える事が出来なかったのですが、 和の布、絹糸、日本原産の椿の花・・・気に入ってくれているといいなぁ。もうただそれだけです。 今度はもっと上手につくれるように頑張ろう。 ※ちなみにこの作品はこちらの本を参考にして作りました。「四季を彩るちりめん細工」2000年11月 雄鶏社刊 1800円(税別)
by japolska
| 2006-05-28 01:35
| ハンドメイド
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