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じゃポルスカ楽描帳

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2006年 03月 28日

ひとりの夜とのんびり料理

昨日から夫は東京方面へ出張。
今頃は同僚と一緒に秋葉原あたりでもブイブイ出没している事でしょう(笑)。

と言う訳で、久しぶりにひとりで過ごす夜。
今日は仕事の帰りには、本屋で立ち読みして、ちょっと古本屋をのぞいて、
スーパー2件をはしごしてきました。
帰宅時間を気にしないでみちくさをくうのはとても楽しいです。
家では完全にマイペースで好きなことができる。
結婚までずっと実家にいたので経験はないのですが、
一人暮らしをすると、こういう感じなのかなぁ、って思います。
まるで独身時代に戻ったようです。

今夜は色々と料理に挑戦してみました。

まず夕飯は、最近はまっている「スープごはん」でした。
この頃朝起きると、お腹はすいているのに、胃袋はなぜか「固体」を受け付けない状態が続きました。
でも今は仕事をしているので、朝食を食べないと体がもちません。
甘いものはあまり食べたくないし、牛乳やジュース1杯、というのも味気ない。
何とかおいしく「ごはん」を食べられる方法はないものか・・・と考えた末に生まれたレシピでした。
生まれた、と言っても、実は以前に読んだ「クッキング・パパ」に載っていた料理を思い出してアレンジしただけなんですけどね(笑)。
でも意外とこれが食べやすくて、思いがけず毎朝の定番になりました。

作り方は極めて簡単です。
基本的に必要なのはコンソメの素、ご飯、そして好みのトッピングです。
鍋にお湯を沸かし(野菜を入れたかったらこの段階で入れておくと柔らかくなります)、コンソメの素を入れます。
味を変えたかったら、ここで味噌やお醤油、桃屋キムチの素など、好きな味を足します。
そしてそこへご飯を入れます。固まりを崩しながら10秒くらい火を通したら出来上がりです。
私は比較的ぞうすいやおかゆなどの、煮立てることででてしまうご飯特有の粘りが苦手なので、いつも短めに火を通しがち。
器にもり、ちぎった海苔や刻んだ漬物、牛そぼろ、高菜、などなど、好きなトッピングを入れて混ぜて食べます。
ポイントは、あまりご飯をてんこもり入れないこと。
私の場合、ご飯をスープの中でばらして、お米自体をスープの具のようにして、さくさく感を楽しんでいます。
意外にすぐ満腹感を感じる反面、3時間ほどで気持ちよくお腹が減るメニューなので、
正午前にはてきめんにお腹がすいて、お昼がおいしく食べられます。
朝食にもいいですが、御茶漬感覚で夜食に食べるのもいいかも。
ちなみに今夜のスープご飯は味噌ベース。
トッピングは夕べ用意して今日のお弁当のおかずになった「かしわ(鶏肉の一部)」を焼肉のたれで焼いたものと、
スーパーで購入したセリとオクラをゆがいて細かく切ったものと白ゴマでした。

夕食後、明日戻ってくる夫の為に、シチューを作ってみました。
トマトと赤ワインをたっぷりと使った簡単シチューです。

作り方は極めて適当です(笑)。
シチューは以前買って冷凍しておいた豚肉の固まりを解凍。適当な大きさに切ります。
野菜は冷蔵庫にあったエリンギ、ニンジン、カラーピーマン、熟れすぎたトマトを使用。
そして香味野菜として今回はニンニク、パセリ、セリの茎部分が登場。
後はコンソメの素、赤ワイン、白ワイン、調味料たち。
乾燥ローリエもあったので、早速出てきてもらうことにしました(笑)。

テフロンのフライパンに刻んだニンニク、すりおろしたニンジン、オリーブオイルを入れ、炒めて香りを出します。
先日知ったのですが、ニンジンは油と出会わないと、十分に栄養価が出ないそうです。
なので最初にオリーブオイルと絡ませるように入れました。
それから豚肉、切ったエリンギを投入。エリンギは油を吸いたがる食材のようなので、
今度はできるだけ豚肉からの油を使って炒めるようにします。
それからカラーピーマン、パセリとセリの茎部分を刻んだもの(パセリの葉の部分は最後に刻んで入れる)、
刻んだトマトを入れ、なじませるように炒めます。
それから白ワインを少し入れて(焦げ付き防止の為)さらに炒め、次にローリエとコンソメの素、たっぷりの赤ワインを注ぎ、ひと煮立ちさせます。
しばらくするとアクが出て来るのでそれをすくい、味を見ながら好みでケチャップ、砂糖、塩コショウを足していきます。
そしてしばらく煮込めば出来上がりです。盛り付ける時に残ったパセリの葉を散らすときれいです。
今日の我が家にはいい材料がないのですが、
ブロッコリーやアスパラなど、緑の野菜があると見た目にいいかもしれません。
あとよく炒めた玉ねぎや、好みでセロリの葉を加えてもいいかも。
今回は国産の生のトマトを使いましたが、缶詰のイタリアのトマトを使うとまた違った風味がでると思います。
(↑詳しいことは「美味しんぼ」25巻 "対決!スパゲッティ"参照)
あとは牛肉を使って圧力鍋で作るとすごくおいしく仕上がると思います。


ひとりの夜とのんびり料理_e0070787_2142382.jpg

この写真は、最近私が愛してやまない「わさび菜」です。
わさび菜とは、いつも食べている根っこのわさびの、葉と花の部分のことです。
さっとゆがいて、適当に切って、瓶に入れよく振り(こうすると辛味がひきたつらしい)、
ちょっと醤油をかけて、漬物のようにして頂きます。
シンプルな調理法だけど、上品な辛味と爽やかなわさびの芳香がたまらない、
極上の「和」の一品です。

by japolska | 2006-03-28 21:49 | 日本


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