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じゃポルスカ楽描帳

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2020年 07月 19日

アメリカでボランティア活動サイトを通じて2時間のポランティアに参加してみたお話

2018年の話で恐縮ですが(汗)。
現在コロナ禍で比較的プライベートな時間に余裕があり、
また私の現在の職場が某施設の厨房なので、
当時を思い出しつつ、それ繋がりのお話をさせて頂けたらと思います。


ちょうど2年前の今頃、私はフルタイムの仕事が無くなり、
今よりもかなり自分の時間を持てる状況下にありました。


ある意味人生のロングバケーションとも呼べるべき期間にたどり着いた私は、
(↑)20年前、キムタクと山口智子の”ロングバケーション”にハマっていたからねw


「せっかくの機会だから、普段は時間に都合が取れず、
今までチャレンジしたくてもできなかった事で、
尚且つ自分の履歴書に書けるような行動を取ってみよう。」


と思い立ち、ボランティア活動に参加してみることにしました。


まずは自分のパソコンで、ネット経由で、
”Volunteer Opportunity, Louisville KY"と入力して検索してみたところ、
それぞれの地域で開催されているボランティア組織及び活動を、
一まとめにして紹介していると思わしきウェブサイトを発見。


それがこちらのVolunteer Matchという非営利組織でした(↓)。


Volunteer Match
https://www.volunteermatch.org


検索してみると、ちょうど1週間後に開催されるイベントで、
自宅から車で10分もかからない距離の場所にて、
2時間だけの厨房のヘルプのボランティア活動の募集を発見。


その記事ををみた瞬間、なぜか、


「家から近いし、たったの2時間だけの拘束だし、
私にもできる楽しそうな仕事内容だからやってみるべ!」


とすぐに思い立つことができ、迷うことなくそのままサクッと応募。
そしてその応募はそのまますぐにウェブ上で承認され、
晴れてボランティア活動に参加できることになりました。


アメリカでボランティア活動サイトを通じて2時間のポランティアに参加してみたお話_e0070787_23472503.jpg


当日はこの場所でボランティア活動をしました。
地図を頼りに行ってみると、なんとそこはいつも利用している、
Middletownの郵便局のすぐ隣で(笑)、


「こんなところにこんな施設があったのか!」


と改めて発見した気持ちと共に、


「自分に関係ない、もしくはどうでもいいと思ったものは、
例えどんなに側にあっても決して自分の目に入ってこないもんなんだなぁ。
うむむ、まさにこれが”盲点”というものか!」


と、変なところに妙に感動したのを覚えています(苦笑)。


アメリカでボランティア活動サイトを通じて2時間のポランティアに参加してみたお話_e0070787_00144547.jpg


そして建物の入り口の様子はこちら。
この日はこの施設の厨房がある一室を利用して、
生活に支障があるシングルマザーとそのお子さん対象の秋祭りが開催される予定で、
私はそこで厨房のヘルプの仕事に就くことになりました。


アメリカでボランティア活動サイトを通じて2時間のポランティアに参加してみたお話_e0070787_00182683.jpg


緊張しながら中に入り、受付を済ませ、
厨房に入って担当者から簡単な指示を受けながら活動開始。


でも全体的に非常にのんびりムードで、特に難しい仕事もなく、
もう1人のボランティアの男性と一緒に、
ひたすらパンにソーセージを挟んでホットドックを作ったり、
参加者が持ってきたチリビーンズが入ったスロークッカーを設置し、
チリビーンズコンテストの際にそれを相手の要望通りにカップに入れて渡すだけでした(笑)。


アメリカでボランティア活動サイトを通じて2時間のポランティアに参加してみたお話_e0070787_00221055.jpg


会場の別方向から撮った写真はこちら。


各種チリビーンズやホットドック等の軽食が楽しめるテーブルの他に、
買い物ができるバザーのお店や、子供たちが遊べるレトロゲームのコーナーもあり、
全体的にそれぞれが思い通りに秋の休日の数時間をまったりと楽しめる流れになっていました。
日本人のにとっても、なんだかとても懐かしいノスタルジックな優しい空気感で、
それを楽しみながらゆったりとお手伝いていたら、
あっという間に2時間が経過して、ボランティア活動終了の時間になりました。


総括すると、私にとては今までにしたことがない、
本当に未経験からの厨房でのボランティア活動でしたが、
自分にとってはものすごく楽しくて、非常によい経験だったんですよねー。
もちろんこの経験も、家に戻ってすぐに自分の履歴書に付け足しました。


そしてこのボランティア活動から1週間後、
私は再び自宅から車で10分もしない別の場所に、
今度は正社員としてきちんと報酬+福利厚生が頂ける、
厨房でのお仕事を見つけることができました。
そして約2年近くが経過した今でも、
同じ場所でとても楽しく働くことができています。


あの時、ボランティア活動をしなかったら、
私は一体どんな新しい道を歩んでいたんだろう。
そう思うと、大好きな荒川弘先生著”銀の匙”の最終巻の中で、
主人公の八軒勇吾くんがポツリとつぶやいたセリフ、


「やっといて無駄なことってないんだよな」


が正に真実で核心をついている、というところに着地してしまうのです。



by japolska | 2020-07-19 00:55 | アメリカ


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