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じゃポルスカ楽描帳

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2020年 04月 26日

北国の人たちに関する本を読む 63〜65

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高浜寛先生の”ニュクスの角灯”を読んでいたら、
「おっとりマイペースだけど自然体で毎日の生活を楽しんでいる人」の話が読みたくなり、
こうの史代先生の大人向けの漫画を読み返した、雨模様の週末2日目の午後。


”この世界の片隅に”シリーズ3冊(上中下)は、
前回の里帰り時に近所の本屋で珍しく定価で購入した作品です(笑)。
買ってすぐに1回は読んだんですが、それほど印象に残らなかったので、
そのまま本棚に突っ込み放置していたのですが、
今回、久しぶりに読んだらものすごく良かったです。
多分自分がコロナ騒動の渦中にいて、若干の不安や不自由さのおかげで、
「今現在自分が持っているもの」と「普段よりも多い自分の時間」
のありがたさを感じることができているから、
逆に戦前から戦中にかけてのこの作品内容に深い感動を覚えたのかもしれません。


”さんさん録”はこうの先生の作品の中で一番のお気に入りです。
この先生はほとんど恋愛シーンを描かないのですが、
男女の愛情表現を描かせたら、登場人物の動きやセリフに関して、
これほどセンスがある先生は他にいないんじゃないか、と個人的には思っています。
おそらく私の大好きな小説家の船山馨先生の感性に近いからすごく惹きつけられているかもしれないです。
しかもこの作品は、私の大好きな魅力的な老人(笑)の男性が主人公で、
奥さんを亡くして独り身ながらも、若い女性とお互いほんのりとした恋心を持つお話なんですが、
所々こうの先生独特のユーモアも混じえつつ、彼らの毎日の日常生活を優しく描いているので、
読んでいて大変に心地よく、また何度も読み返してしまいます。
川上弘美先生著の”センセイの鞄”が好きな方は、きっとこの漫画も気に入ると思います。


”長い道”は、仕事が続かないダメ人間の男性に嫁いだマイペースな女性を主人公にしたお話。
とにかく主人公の道さんが可愛い!こうの文学の王道をいく作品です。


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昨日庭を少し散歩したら、非常に綺麗に咲くタンポポを見つけたので1枚パチリ。
小さな太陽のような、夏の花火のような放射状のレモンイエローの花びらがとても綺麗!
何にもしなくても毎年こんなに美しくしかも複雑な花を咲かせる自然ってやっぱりすごいです。


ブログテーマ:【外出自粛中につき】ゴールデンウィークの過ごし方を教えて!

by japolska | 2020-04-26 08:20 | Wonderful Books


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