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2018年 07月 03日

面白かった本 16 カリン・ボスナック氏著 買い物おバカ日記

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カリン・ボスナック氏著”買い物おバカ日記”読了しました。



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こちらの作品は、原題に”One Shopaholic's Journey to Dept and Back”
そして日本語訳の副題に「アメリカ版ショッピングの女王」と付いているように、
買い物依存症に陥った1女性の買い物による経済的な没落(というのか・・・?)から、
借金全額返済を果たし見事に社会的な復帰を果たしたという、
その経験談及び道筋を体を張って面白く書いた素晴らしいドキュメンタリーです。



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詳しいあらすじはこんな感じです(↑)。


とにかく途中までは、彼女の買い物依存症振りに、
同じくアメリカ国内で物品購入の支払はほぼ100%クレジットカードに頼っている私にとっては、
彼女が色々と言い訳をしながらクレジットカードでどんどん買い物をしてしまうシーンを読むたびに、


「そうだよね買い物って脳内からセロトニンが放出されて気持ちよくなっちゃうよね♪」



と思わずうなづきたくなるようなほんのりとした同感を覚えつつも、次第に物語が進むに連れて、



「そんな中身と実質が伴わないものばかりにどんどん大金を遣って!なにこれ新たなジャンルのホラー!?」



と背筋が凍るような恐ろしさまで感じるほどになってしまい(苦笑)、



作品の途中までは、寝る前に少しづつ読み進めるお気楽作品♪、と、
本当に軽ーい気持ちで読んでいたのですが、



主人公が借金&失業で首が回らなくなった状況になってからは、
とてもとてもそんなラフな気持ちで読むことなんてできず、



「これからこの先主人公はどうなってしまうのだろう」





「下手をすると自分にだってこんな状況に陥る可能性はないとはいえん・・・明日は我が身かも・・・」




と、思い直し、それからは膝を正して、超真剣に読み進めていきました。
というか、中盤くらいからは、とても少しずつ読み進める事なんて出来ず、
金曜日の夜中から明け方にかけてまで徹夜で読み通してしまいました(笑)。


本の装丁からして、若い女の子向けの作品のように見えますが、
作者及び主人公の成長過程も含め、実は中身はかなり深くそして濃かったです。
特に後半の方では、アメリカという国の「とにかく何でも行動に移した者が勝つ」というベースを持つ文化と、
「本気で物事に取り組んでる人々を心から応援する」というアメリカ人達の気持ちの大きさについて、
主人公の体験談を通して面白おかしくもまた見事に書かれていて、読了後は非常に爽やかな気持ちになりました。

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by japolska | 2018-07-03 09:21 | Wonderful Books | Comments(0)


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