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2018年 06月 29日
![]() 津村節子氏著”土恋”読了しました。 ![]() 内容はこんな(↑)感じです。 佐渡相川の旅館で生まれた27歳の女性・みほが、新潟県安田村の庵地にある窯元の38歳の長男・啓一と夫婦になり、 大変な苦労を重ねながら家族総出で日用雑器を焼き続けていくといったお話なのですが、 あまりにも面白く、また文章もすごく読みやすかったので、途中から先が気になって仕方が無く(笑)、 少しづつ読み進めて堪能するはずだったのですが、後半は一気に読み終えてしまったくらいでした。 啓一が焼く器が賞を取ると、危うかった窯元の経営も落ち着き、 何とか金銭的にも余裕が生まれてきて、やっと主人公・みほも自分の娘たちと一緒に、 なんと22年振りに1泊だけの佐渡への里帰り(!)が出来るようになったのですが、 物語の終わりあたりに、思いもよらない問題がみほの家族に降りかかり、 これからの窯元の未来に関して家族全員が動揺します。 そして最後の最後にみほの娘・美子がその問題に対し、 ある行動を起こしてしまうのですが・・・ この美子の行動で締めくくられた物語が、 個人的にはあまりにも予想外だった上、 しかも全く想像もしなかったところから、 いきなり別質な涙を誘われたので(T_T)、 あまりの衝撃に私は最後の部分を何度も何度も読み返し、 その度に目を潤ませてしまいました(号泣)。 (↑)18歳の美少女にあんな事をされて逆らえる青年がこの世にいるとは思えない(笑)。彼女は無策なのにある意味物語の全てをかっさらっていきました(苦笑)。 終わり方は私の大好きなパール・バックの”大地”に近いものがあり、 だからすごく印象的だったのかもしれません。 それほど長い物語ではなかったし、 文章もすいすい読み進められるような感じだったにも関わらず、 内容は非常に濃く、大変感銘させられました。
by japolska
| 2018-06-29 09:54
| Wonderful Books
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