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2018年 06月 13日

北国の人たちに関する本を読む 50

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北海道夕張市出身の作家・佐々木譲氏著の”婢伝五稜郭”読了しました。



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ちょうど去年の今頃に、同作家の五稜郭シリーズと呼ばれる3作品の中の1つである、
”五稜郭残党伝”を読了し、それが非常に面白く大変感動した旨をご紹介させて頂いたのですが、




ヾ(*≧▽≦)ノ゚ < 今回のこの作品もものすごくものすごく面白かったですー!!!



読み始めたらとても途中で止めることが出来ず、
ほとんど一気に読み通してしまいました(笑)!!!



この作品の主人公は、若い看護婦の女性で、
復讐を遂げた彼女が追っ手の官軍からとにかく逃げまくるといった内容なのですが、
私が今はまっている漫画・野田サトル氏の”ゴールデンカムイ”を髣髴させるシーンがかなりあり、
また私の敬愛して止まない同じく北海道出身の作家・船山馨氏の文体に近い印象もすごく残り、
もう読了後はただただ感動に包まれて気が付くと佐々木氏に惚れてしまった(笑)、といった感じでした。



改めて本を開いて軽く読み返すと、佐々木氏の文章は、
1文1文が非常に短かい、というか、無駄に長い文章が皆無のように見えました。
例えば、各登場人物の生い立ちや、事件が起こった理由に繋がる過去の背景等、
比較的長文になりがちな説明分でも、長くてもせいぜい1行半程度に収められていて、
基本的にその必要最低限の文章の積み重ねで物語が流れていっているので、
その場その場で素早く各シーンの内容を完璧に理解でき、
読んでいるこちらもまるでその現場に居合わせるようなリアルな臨場感が味わえました。



佐々木氏の五稜郭シリーズはあと1作品残っていて、
それも既に手元に入手済みですので、
この夏じゅうにぜひ読了したいと思います。


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by japolska | 2018-06-13 08:12 | Wonderful Books | Comments(0)


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