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2018年 05月 17日

北国の人たちに関する本を読む 47

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広岡まり氏著”ニューヨーク乞食物語”読了しました。



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内容はこんな感じです(↑)。
この本は約40年前の、1975年に発行された作品で、
ニューヨークで不法移民として滞在する事になった、
アカハタという日本人男性の一生について書かれていました。



最初はこの本を、寝る前に少しづつ読み進めていく1冊にしようと思って、
ベッドの中でぱらぱらと捲り始めたのですが、、、




O(≧∇≦)O < これがもうめっちゃくちゃに面白くて(笑)!!!





気が付けば徹夜して最後まで読んでしまったという、
とんでもなく魅力的な作品だったのです!!!





キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!! < おかげで次の日は1日中眠かったけど、うははははーーー!!!こういう本を待ってたのよーーー(笑)!!!






ということで、もう少しこの作品の解説をば(笑)。




日本からアメリカへと密航により辿り着いた主人公は、
自分を載せた船がニューヨークのブルックリンの貨物船の港に近付いた時、
もう1人の仲間と一緒に脱出し、泳いでアメリカに上陸しようとするのですが、
途中で他の船に見つかってしまい、無我夢中で逃げてみると、
一緒に泳いでいたはずの仲間はいなくなってしまい、
主人公は1人でニューヨークの街に辿り着く羽目になってしまいました。




見知らぬ土地で、右も左も分からなければ、
知り合いとていない状況に陥った主人公ですが、
ふとしたきっかけで、植木屋と称する、
広瀬というホームレスの日本人男性と出会います。




その広瀬氏と一緒に数日過ごす間に、主人公は彼から、
「時効が切れる20年間は、ニューヨークにある”乞食の町”に住んで、そこから出ないこと。」
「現金を持っていると危ない。銀行口座を作ってあげるので、手持ちの金を自分に預けること。」

というアドバイスを与えられます。




素直で真面目な主人公は、広瀬氏から贈られた当座の生活用品と、
3本の高級なスコッチウィスキーを手にすると、
広瀬氏に自分の所持金3千ドルを全て預けて、
単独でその”乞食の町”へと足を踏み入れます。
そしてここから彼の新しいアメリカでの人生が始まるのと同時に、
広瀬氏に渡された3千ドル(おそらく今の感覚で3千万円くらいかも・・・)が、
主人公の知らないところで思いも寄らない動きをして、
色々な人をいい意味でも悪い意味でも劇的に変えていったのでした・・・。




とにかく作者の広岡氏の手によって、登場人物の全てが非常に生き生きに描かれていることと、
物静かでおっとりとした主人公が、多種多様な人々がいるニューヨークの中で、
思いがけない縁の連続で様々な経験を繰り返していくその内容に、
もう続きが気になって気になって仕方が無く、とても途中で止める事ができませんでした。


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by japolska | 2018-05-17 10:06 | Wonderful Books | Comments(0)


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