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2018年 05月 04日

北国の人たちに関する本を読む 44

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津田遥子氏編”「北の話」選集”読了しました。
これは1962年12月から1997年12月までに発行された、
北海道に纏わるエッセイを掲載した小冊子”北の話”の全202号分から、
津田氏が選んだ75編のお話がまとめられている1冊です。



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その75編のエッセイを書かれた作者陣はこちら。
この本はブックオフオンラインにて@108円で入手したものなのですが、
私にとってはそれ以上にすんごい価値がある1冊なのです!!!


それはなぜかと言うと・・・、


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私が今現在、世界で一番愛している作家、故・船山馨氏が寄稿しており、
尚且つ上記のような写真も掲載されているからです!!!



ヽ(≧▽≦)ノ < きゃー、船山先生、やっぱめっちゃかっちょええー!!!





それにしても船山先生は、
「氷河」及び「クレパス」という言葉に対して、
私の中で恐怖レベルのトラウマを残してくれ、←ごっつ褒めてます(笑)
尚且つ、北海道の湾岸に流れ着いた流氷を、




「氷の粥」




という見事な比喩の言葉を使って完璧に表現された、
あの名作”見知らぬ橋”をこの写真撮影の後に書かれたなんて・・・。






船山文学ファンとしては、この写真は、
超貴重な歴史的瞬間を捕らえた、
最高に価値ある1枚でございますよ(号泣)!!!






ちなみに私は船山馨先生の大ファンですが、
この中で一番印象に残ったエッセイを書かれた作家さんは、
実は船山先生ではなく、津村節子という女性の方でした(笑)。
夫の吉村昭氏と一緒に北海道に行商に出かけたそのご本人の体験談を、
その当時のご自分達の簡単な状況の説明と共に淡々と書かれているだけなのですが、
私にとってはその非常に読みやすい文章と分かりやすい表現力がものすごく衝撃的で、
思わず津村氏のエッセイ部分だけ何度も何度も読み直してしまいました。
もちろん読了後はすぐに津村氏の本を何冊か注文しました。


調べてみたら前回の里帰りで1冊だけ、
津村氏の作品である”土恋”を購入済みで既に手元にあるので、
今読んでいる本軍団がひと段落したら、
早速その作品を読み始めたいと思います。



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by japolska | 2018-05-04 10:56 | Wonderful Books | Comments(0)


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