じゃポルスカ楽描帳

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2018年 04月 25日

北国の人たちに関する本を読む 42

1週間分の全ての家事を土曜日の夜までに終わらせる事ができたので、
日曜日は午後からちょっと外へ散歩に出た以外は、
家でひたすら本を読んで過ごしていました。


読んだ本の中で、ちょっと試しに買ってみた、
「マンガで完読」シリーズの内の3冊が、
どれも素晴らしく面白かったのでご紹介させて頂きます。



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まずは1冊目。ロシア出身の小説家・ゴーリキー原作の”どん底”です。



こちらの作品を手にしたきっかけは、
私の敬愛する日本の作家・船山馨先生に関する本を読んでいたら、
船山先生はドストエフスキー等のロシア文学から色々な影響を受けたとの事で、



O(≧∇≦)O  < それなら私も読みまする!!!




と、早速文庫版のドストエフスキーの作品”罪と罰”を購入し読み始めていたのですが、




ヽ(≧Д≦)ノ < 残念ながらあえなく数ページで撃沈!!!




してしまったので(涙)、とりあえずこの文庫本は後日読むために置いといて、




(^_^)v < それなら簡単に読める漫画版のがあればいんじゃね?




ということで、ちょうど安かった上に、
タイトルからして以前から読みたかったのもあり、
里帰り中に上記の本を購入してみました。



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内容はだいたいこんな感じです。



さすが絶望期のロシアの状況を書いただけあって、とにかく暗い!!!です。



でも作品の中で途中に出てくる巡礼者の老人の希望に満ちた言葉が深くまた温かく、
それは私の心にもとってもよく響きました(T_T)。



しかしながら、その老人の希望を持たせるような言葉に、
素直に影響を受けて行動に移した人達が結局どうなったのか、
また逆に影響を受けなかった人達は一体どうなってしまったのかが、
物語の最後の最後で、ある意味両極端に描かれていて、
非常に現実的で自然なオチではあったものの、
何だか考えさせられてしまったのも事実です。



正直、明るい気持ちでこの本を閉じれた訳では
決してないのですが、
この作品の中の登場人物と同じような過酷な実体験を持つ作者の表現力により、
結末だけでなく物語の全ての出来事に対して、
とりあえずは腑に落ちるというか、納得して読了する事ができました


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by japolska | 2018-04-25 09:54 | Wonderful Books | Comments(0)


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