2017年 10月 05日
【観覧注意】今回は一般常識のある海外在住のご家庭には決してお勧めしない調理法を紹介します。 先日幸運な事に、近所のスーパーで生の鮪を無料で入手する事ができたので、 この鮪を”鮪漬け丼”として頂くことにしました。 こちらが漬けタレに漬けた状態の鮪です。 海外では魚を生食として食べる前提としては売られていないので、 もし生魚を購入して食べたい場合は、 ”生食可”として売り出されている魚介類を買う以外は、 全て自己責任で口にするしか方法がありません。 以前は刺身レベルで食べられる新鮮なお魚を入手できる場所があり、 多い時では月に2回くらいは刺身やお寿司で堪能できたのですが、 残念ながらもうその機会も失われてしまったので、 かなりチャレンジですが、どうしても生の鮪が食べたくて、 今回はこのまま生で食べてみる事にしました。 まあ、ちょっとリスキーではありますが、生で食べよう、と思えたのは、 こちらの鮪を入手したスーパーでは、既に味付けされている鮪の巻き寿司を販売していて、 私は時々これを食べていて特に何ともないですし(このお寿司にわざわざ”生食可”の鮪を別に購入&調理し販売しているとはとても思えない)、 生の鮪とはいえ元は長期保存可能なようにプロレベルで冷凍されているはずで、 その間に仮に寄生虫等がいても既に死んでいるだろうし、 なんていったって訴訟社会&先端技術を持つこのアメリカで、 例え海から遠い内陸部でも虫がうようよいるような生魚を売っているとは思えない、 というのが、まあ理由と言えば理由になります。←完全に個人的見解です。 とはいえ、さすがにそのまま口にする程の命知らずではないので、 自分で出来る限りの細心の注意を払いつつ、 出来るだけ安全に食べられるように手を加えました。 まずはせっかくの生の鮪ですが、カンカンに沸かした熱湯をその上からかけて、 全ての表面を一瞬だけ熱湯消毒をして、すぐに冷水に入れて冷やしました。 冷水から取り出した後、キッチンペーパーで水分をよく拭いてから、 十分に熱湯消毒した包丁とアルミホイルを敷いたまな板を用意し、 出来るだけ薄く切りながら、中の様子を細かくチェックしました。 全てが大丈夫そうでしたので、用意した漬けタレに1枚づつ投入。 この漬けタレは麺つゆ、日本酒、そして少量の水を沸騰させ、 殺菌作用がある生姜をたっぷりとすって混ぜて冷やしたものです。 全ての鮪の薄切りを投入し終わった状態が上記写真です。 これを全体に馴染ませながら、冷蔵庫で1時間ほどじっくり漬けました。 今回は更に薬味もたっぷり用意しました。 我が家の庭からの最後の収穫分の茗荷と紫蘇です。 涼しくなってきて穂紫蘇も出来始めたので、 少しだけですがこれも入れてみました。←あんまり取ると来年用の種が少なくなってしまうので・・・(笑)。 ※個人連絡 ヾ(≧∇≦)ゞ <S様!あの時は紫蘇の苗をありがとうございました! あれから我が家のプランターですくすくと元気に育って、 この夏沢山の葉をつけてくれて、めちゃくちゃ堪能させて頂きました! 改めて御礼を申し上げます!本当にありがとうございました! これが今回作った鮪の漬け丼です。 寿司飯にはガリを細かく切ったものを混ぜ、 その上に鮪の薄切りを満遍なく載せ、 その上から細かく切った茗荷に紫蘇、 そして細切りにした薄焼き卵と海苔をたっぷりとかけ、 最後にぱらっと白胡麻を振りました。 山葵は別添えで好みで加えていきます。 早速食べてみたのですが、久しぶりの鮪の漬け丼に、 寿司に目がない夫も私も夢中で食べました(笑)。 私は半分ぐらい食べ終わってから、ほうじ茶で割っただし汁を注いで、 鮪の漬け茶漬けとしても頂いてみたんですが、 これも文句なしの絶品料理でした(笑)。
by japolska
| 2017-10-05 09:49
| 海外和食事情
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