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2017年 06月 27日

北国の人たちに関する本を読む 18

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日本だとまだ夏というにはまだ若干早い感じがしますが、
こちらアメリカでは既に学校では夏休みに突入していて、
職場ではバケーションを取る同僚もちらほら出始めています。



とはいえ私はこの季節、特に休暇を取る予定もなければ、
どこか見知らぬ場所へ行きたいという気持ちも、
何か新しい事を始めたいという夢も全く無い上、
夏は普段よりも若干自分の時間が取れるので、
外出先の隙間時間を使ってひたすら本を読むか、
帰宅後は自宅の地下室でYoutubeを観ながら、
ひとり趣味の作業に没頭する事を何よりの楽しみとして生きています。



という訳で、週末、佐々木譲氏著”五稜郭残党伝”読了しました。



こちらの本も、アメリカ・ケンタッキー州ルイビル市内で、
日本語書籍が豊富な某図書館から無料♪で借りる事ができました。
本当に全ての関係者の方々に大感謝です(T_T)!!!



なぜ数ある書籍の中からこの本を手にとってみたかというと、
題名に”五稜郭”という、私が今はまりにはまっている北海道関係の言葉を見つけることができたというのと、
中身をぺらぺらっと捲ってみると、





蝦夷地





やら





アイヌ





やら





軍服姿の兵士





やら





漁場狩場





などなど、





とにかく今現在が私がめちゃくちゃ愛してやまない青年漫画、野田サトル氏著の、







ゴールデンカムイ!!!






に関連する言葉がてんこ盛り詰まっておりまして(笑)。





気が付くと裏表紙に入っていた図書カードに自分の名前を記載&提出し、
無事借りれた本を、まるで産まれたてほやほやの卵を抱くかのようにして、
大事に大事に家まで持ってかえって来ることに成功致しました!!! ←※注意:この手続き方法は正しいけれど、行動や態度はアヤシイ人物そのものです。




実際の内容は、まさにゴールデンカムイのスピンオフ編みたいな感じでした。
明治2年に、榎本武揚を総大将にした旧幕府軍に所属していた2人の兵士が、
新政府軍の目を潜り抜け、降伏直前の戦地・五稜郭より脱走し、蝦夷奥地へと逃げ込んでいきます。
脱走兵の存在に気が付いた新政府軍は、反抗勢力の徹底撲滅を理由に彼らを始末する為、
本土より指揮官を呼び寄せ、また騎馬軍団が編成され、2人の消息を執拗に追いかけます。
脱走兵の2人は逃亡途中、アイヌの少年少女に出逢い、行動を共にする事に。
彼らは道すがらに、本土から移住してきた和人たちに迫害されているアイヌ民族や、
蝦夷地での様々な利権を支配している和人の集団、そして深い森の奥に静かに住む老年の猟師など、
当時現地で生活していた様々な人達と出逢います。
そして彼らの今ある状況やそれぞれの事情に触れながらも、
時に彼らから親切を受けたり、逆に自分達から施しを与えたりといった暖かい交流の傍ら、
残念ながら彼らの首に賞金がかけられていたために発生する、相手側からの裏切りや拒絶等も体験しつつ、
前人未到の土地まで辿りつく為に非常に苦労に苦労を重ねて前に進んでいくのですが・・・。
という感じの、まさに明治時代の開拓期をドンピシャに描写したお話だったので、
私の好奇心は嫌が応にも無性に掻き立てられ、思わず夢中で読んでしまいました(笑)。




とにかく、非常に面白かったです。
本っ当にくどくて申し訳ないですが(笑)、この作品内の全ての登場人物が、
ゴールデンカムイに出てくるキャラクターとぴったり重ね合わせる事ができるので、





(つ﹏<。) < うぇぇぇぇーん!!!はやくゴールデンカムイの最新刊が読みたいよぉ!!!







と、ワタクシの心の中で泣きじゃくっていたゴールデンカムイへの熱望が、
この本のおかげでだいぶかなりものすごくめちゃくちゃ慰められました(笑)。
読了後は今までにないくらいの満足感を得る事ができました。




特に個人的には、決して大きな声では言えないのですが、
私がゴールデンカムイの中で超超超気に入っている、
孤高の敏腕スナイパー・尾形百之助というキャラクターにそっくり人物が、
この作品内では名木野勇作という名前で登場していたので、





名木野氏が登場するたび、
私の心はときめきまくり、
彼が当時の銃を発砲し、
狙った的に見事命中するたび、
私のハートも射抜かれまくり、
まさに悶絶死寸前!!!という有様なのでした(笑)!!!






という訳で、私の2017年の夏の最新トレンドは、





明治時代の敏腕スナイパー!!!







に無事決定とあいなりました(笑)。←ワタクシ行き着くとこまで行ったのね・・・(笑)。でも素敵な本に出会えて心から幸せです。







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本の図書カードが入っていたポケットには、
以前の持ち主からと思われる素敵なメッセージが、
これまた愛らしい鳥のしおりの裏に書かれていました。
こういうの本当に大好きです。


何はともあれ、これに似た本にまた出逢えるよう、
自分で自分に心から祈っています(笑)。



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by japolska | 2017-06-27 10:47 | Wonderful Books | Comments(0)


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