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じゃポルスカ楽描帳

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2016年 11月 20日

Bistro Le Relaisへ夕ごはんを食べに行く パート2&その周辺情報(アメリカ・ケンタッキー州ルイビル)

先日こちら(↓)で、

http://japolska.exblog.jp/24896013/

アメリカ・ケンタッキー州ルイビルのあるフレンチビストロのお店、Bistro Le Relaisで夕ごはんを食べた事を記載させて頂きましたが。


実は本日も急遽お客様の来訪がありましたので、
密かにリベンジも兼ねて、
再度こちらのレストランに出向くことにしました。


Bistro Le Relaisへ夕ごはんを食べに行く パート2&その周辺情報(アメリカ・ケンタッキー州ルイビル)_e0070787_11200157.jpg



今日は私だけ別行動だったので、集合時間の少しお店に到着。
夕方になっても春のような暖かさの1日だったので、
お店の周りを散歩がてら、ちょっとプチ探検をしてみました。


Bistro Le Relaisへ夕ごはんを食べに行く パート2&その周辺情報(アメリカ・ケンタッキー州ルイビル)_e0070787_11200733.jpg



先日も記述した通り、このお店はプライベート航空機発着用の空港・Bowman Fieldのターミナル内にあるので、
柵越しに広い飛行場や管制塔、そしてメインテナンスの建物と一緒に、小さめの可愛らしい航空機を見ることができます。



Bistro Le Relaisへ夕ごはんを食べに行く パート2&その周辺情報(アメリカ・ケンタッキー州ルイビル)_e0070787_11311850.jpg



柵の手前側にはベンチが並んであり、
のんびり飛行機の様子を見られるようになっています。
夕方だったので人の気配はなかったのですが、
もう少し日が高い時に来ると、もしかしたら飛行機の離発着が見られるかもしれません。
奥の方にはヘリコプターの姿もありました。



Bistro Le Relaisへ夕ごはんを食べに行く パート2&その周辺情報(アメリカ・ケンタッキー州ルイビル)_e0070787_11324515.jpg



そして反対側に足を延ばしてみると・・・、
な、なんと「Oishii Sushi」という看板を掲げるレストランが!!!
よく見ると天ぷらやステーキという文字も見えます。
結構お客さんも入っている模様です。




Bistro Le Relaisへ夕ごはんを食べに行く パート2&その周辺情報(アメリカ・ケンタッキー州ルイビル)_e0070787_11350085.jpg





お店の前まで戻ってくると、小さな広場に秋のデコレーションが施されていました。
ころんと丸いオレンジのカボチャがとても愛らしいです。
私はしばらくここで本を読みながら他の人たちが来るのを待っていました。
時間的には短かったけれどすごくリラックスできたひと時でした。


今回は時間的には前回よりも1時間ほど早く入店したのですが、
今日は金曜日の上、日中はとても暖かく天気もよかったせいか、
お店の中に入ると、既に3分の1くらいの席はお客様で埋まっていました。


今回は2回目の来店なので、
前回学習&反省した内容を踏まえて、
更なる新しい未知なる美味に出会えるよう、
そして前回のような失敗は2度と繰り返さないよう、
静かだけれども熱く固い決心をしつつ、
じっくりとメニューに目を通しました(笑)。


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まずは前回も注文した、Steak Tartare(生牛肉のタルタル)の前菜から。
個人的にはこれはもう文句なしの鉄板の美味しさです!!!
今回のタルタルには香菜(シャンツァイ/コリアンダー)の細かく刻んだのが混ぜ込まれてあったらしく、
こってりとした生牛肉の風味とそれを上手に支えるその他の香味野菜たちを、また違う角度から爽やかにまとめてくれていました。



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2皿目はBeet Salade(蕪のサラダ)です。
赤と黄色の甘い蕪の薄切りがローストしたピスタチオとファッロ小麦の上にきれいに並べられていて、
また更にその上にホイップしたヤギのチーズとグリーンカレーのドレッシング、そしてスプラウトがかかっていたんですけどね・・・。




これは私の人生の中で一番美味しかったサラダといっても過言ではないかもしれません(T_T)(T_T)(T_T)!!!





私は今回このサラダから大変な衝撃を受けました。
というのも、ほとんどのものが私が初めて口にするものばかりで、
まずそれに強烈な感動を覚えたというのもあるのですが、’
それぞれ単体だけで食べても、どれもユニークで美味しいのに、
全部一緒に口に入れると、全てがお互いに対して絶妙な組み合わせになっていて、
「こんなコンセプトのサラダが世の中にあったとは・・・。」と、
大げさかもしれませんが、驚きを通り越して、頭の中が真っ白になりました。
正直、今年1年で一番心を動かされた料理でした。



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そして今回はきちんと今日のスペシャルメニューも確認しました!
ウェイターさんにお勧めを聞いてみたところ、
魚料理のSpeckled Trout Medallions(川鱒のメダリオン)が手が込んでいて美味しそうだった、
でもまだ盛り付けされたところまでは見ていないので、自分はその料理の完成形を見てみたい、とのことだったので、
私は今回これを注文してみることにしました。
ちなみにここのウェイターさんたちはすごく気さくで、それぞれの料理に対して自分の考えや意見をきちんと反映させた、
ある意味正直過ぎるくらい正直な返答をしてくれるので(でも押しつけがましくなく、またこちらを嫌な気持ちにもさせないといった絶妙さ)
逆に何でもポジティブにしか答えてくれない洗練しすぎたウェイターさんたちよりも、私としてはすごく相談しやすくて楽しかったです。



Bistro Le Relaisへ夕ごはんを食べに行く パート2&その周辺情報(アメリカ・ケンタッキー州ルイビル)_e0070787_12271291.jpg



これが私の本日のメインディッシュ、
Speckled Trout Medallions(川鱒のメダリオン)です。
うわー、ウェイターさんが言った通り、すごく手がかかった一品です!!!
川鱒の身で柔らかい蟹のスタッフィングを包み、円筒状に丸く形を作ってから、
まるでメダルのように輪切りにしたのでこの名前が付いたそうです。


付け合わせの野菜は、先程の赤と黄色の蕪と隠元、そして香草のディルです。
メダル状の川鱒の下にはバーガンディトリュフのリゾットが敷いてあり、
さらにその下にはソースはちょっと甘めのクリーム系のソースが広げられていました。


ナイフを入れてみると、ありえないくらい柔らかく、
口にすると鱒と蟹の優しい風味が広がりました。
そしてその風味を、こっくりした味わいのボリュームのあるリゾットと、
これまた甘めのクリームソースがしっかりと支え、
味に奥行きとどっしり感を与えてくれていました。
こんな料理が世の中に存在していたとは・・・(涙)。
フレンチビストロ、本当に奥が深いです。



えーちなみにこれにはよく冷えた辛口の白ワインがバッチリ合いそうだったのですが、



いかんせん今日も自分で運転して帰らなければならなかったので(号泣)、



泣く泣く自分を騙すためのクランベリージュースを飲みながら完食しました・・・(T_T)。




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そしてデザート。Pain Perdu(ペルシャ風パンプティング)です。

ちなみに前回はCrème Brûlée(クレーム・ブリュレ)を注文したんですが、
美味しかったけど予想通りの味だったので、
「今回は出来るだけこの店でしか食べられない1品を注文してみよう」をと思いこちらを選んでみたんですが・・・、





これがもうびっくりするくらい美味しくて(T_T)(T_T)(T_T)!!!




正直、これがとてもパンからできたデザートとは思えないくらい、
食感も風味も何もかもすべて別物に変わっていました!!!
しかもまた上に掛けられたキャラメルソースが絶品で!!!
個人的にはSevicheアボカドアイスに負けないくらい美味しいスイーツだと思いました。



※ラテンレストランSevicheのアボカドアイスに関する情報はこちらから(↓)
http://japolska.exblog.jp/22350826/



Bistro Le Relaisへ夕ごはんを食べに行く パート2&その周辺情報(アメリカ・ケンタッキー州ルイビル)_e0070787_12585222.jpg




ちなみにこちらが前回注文し損ねたスフレです。
今回はどうしても食べたい夫が、店に入りウェイターが飲み物の注文を聞いてきたと同時に、
スフレを間違いなく食べられるかどうか確認し、自分の分だけさっさと注文していました(苦笑)。←本来の目的忘れすぎです(T_T)


こちらのスフレは焼き上がりと同時にテーブルに運ばれるのですが、
テーブルに載せられるのと同時に、山のようにこんもりと膨らんだスフレにウェイターさんが上から穴を開け、
その穴の中に別添えの入れ物に入っていたカスタードクリームを一気に注いでくれるといったサービスまで付くといった、
素敵なホスピタリティまで一緒に提供されるとっても手間がかかったシロモノでした。


しかも今回テーブルを担当してくれたウェイターさんが、
私好みの真面目風貌&可愛らしい系のそこそこ若い男性で(笑)。
大変余談ですが、私はそんな男性からこんな素晴らしいサービスを受けた夫に、
ある意味何もかも超越した羨ましさと妬ましさとジェラシーを感じずにはいられませんでした(笑)。




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そして最後のコーヒー。カプチーノです。
可愛いグラスに入っていて見た目も大変ラブリーです。
量的にも味も申し分なく、最後を締めくくるのにぴったりの1杯でした。
コーヒーの表面を覆う柔らかい泡に気持ちが癒されました。



ここは本当にユニークで繊細な美味しい料理を提供してくれるレストランです。
もし今、「あなたの今までの外食経験の中で他人に勧めたいルイビルで一番のレストランは?」と訊かれたら、
上記中途で紹介したラテンレストランSevicheか、このレストランの2択になると思います。
純粋なアメリカ料理とはちょっと違うかもしれませんが、
もしルイビルにいらして機会がありましたら、ぜひ立ち寄られてみてください。



Bistro Le Relais
Bowman Field
2817 Taylorsville Road
Louisville, KY 40205
502-451-9020
http://www.lerelaisrestaurant.com/






by japolska | 2016-11-20 12:59 | 世界のテーブルから


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