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じゃポルスカ楽描帳

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2017年 03月 01日

BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)

先日こちらで(↓)、



http://japolska.exblog.jp/25370000/



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)というプロジェクトに参加し、
アメリカ・ケンタッキー州ルイビルで入手した日本語の本を”里帰り”させてあげるべく、
私の実家がある埼玉県経由で、栃木県那須塩原にあるホテルサンバレー那須へ運び、
私の読了後、また次の持ち主の元へ行って更なる感動を与えられるよう、
同ホテルのお客様休憩室から新しい旅に出ることに無事成功したお話を掲載させて頂きました。
(※BOOKCROSSING(ブッククロッシング)というプロジェクトに関する詳細はこちらから → http://bookcrossing.jp/) 



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00144320.jpg



旅行から戻ってきて鞄の中を整理していたら、
残念ながら他の本たちと旅立つ事が出来なかった登録済みの本が1冊だけ残っていました。



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00212313.jpg



ひっくり返すと・・・裏ラベルもオッケー!



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00220559.jpg



裏表紙の内側を確認すると・・・記入済みの読書カードもオッケー!





という訳で、話を聞くと、本人は旅立つ気満々なので←ホンマか!?




今回はこの本に、私の実家の回りを見てもらい、
尚且つ私の生まれ育った場所から 一人旅 をしてもらうべく、
彼女の新しい旅立ちのお手伝いをさせてもらうことにしました!!! ←って、ただ放置していくだけなのに、我ながら書き方がいやらしいですね(苦笑)。



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00294347.jpg




まずは実家前に広がる田んぼ地帯の中に延びる一本道を一緒に歩きます。
私は小学生の頃は毎日この道を歩いて、片道約40分かけて登校していました。
小さい頃はこの地域には本当に自然しかなかったのですが、
次第に住宅街やマンション、スーパーやコンビ二、
そして郵便局や図書館なども建ち、だいぶ便利になってきました。



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00344061.jpg



田んぼの一本道の先に流れる深作川です。
天気がよく雲が少ない日には、この方向に富士山がくっきり見えます。
また川沿いは色々な野鳥や魚も観察できる絶好の散歩コースです。



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00360774.jpg



近所の図書館横に咲いていた山茶花です。
あまりにも綺麗だったので両手に花状態で写真に収めてみました(笑)。
こういう花を見るとしみじみ和の美しさを感じますね。



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00382782.jpg



そして近所にある大型スーパーへ。
歩いて10分程度で行ける距離だし、大抵の物はここでそろうので、
里帰り中は暇つぶしがてら大いに利用させてもらっています。



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00403787.jpg



このスーパーには2階に休憩所があり、
ここは誰でも自由に利用でき、また人の出入りも多いので、
このエリアならすぐに誰かがこの本を見つけてくれるだろう、と思い、
人のいない隙を見計らって(笑)、この場所からこの本を旅立たせる事にしました。



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00440298.jpg



うーん、人を避けるためせっかく朝イチに来たのに(しかも正月w)、
既に席に座って休憩していらっしゃる方がいます・・・。
なのでちょっと周りをうろうろして様子見です・・・。←超怪しいw



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00454954.jpg



あっ、休憩されていた方が立ち上がり、
休憩所には誰もいなくなりました!!!
よし、この隙に・・・・・・・・!!!



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00465091.jpg



エスカレーター脇の端っこの、
割と人々が座りやすい位置にあるテーブルの上に、
件の本をそっと置いてきました!!! やったー!!!


もうですね、スーパーに入ってこの休憩室まで足を伸ばし、
周りをきょろきょろしながら人がいないタイミングを見計らい、
そして実際に本をテーブルの上に置くこの瞬間まで、
私の心臓はかなりドキドキしていました(笑)
いやーもうスリル満点でした(汗)。



私は本を置いた直後、すたこらさっさとその場から離れたのですが、
30分位してまた戻って確認してみたところ、←犯人は現場に戻るというのは本当ですなw。
このテーブルには誰も座っていなかったのですが、既に本は無くなっていました





・・・もうね、何だか全てが 感無量(T_T)  でございました・・・。





いや、この感情が、ただの自己満足だという事は十分に理解していますし、
また実際にやっていることは、本当に世の中の役に立っているかどうかよく分からない内容なのですが、
このBOOKCROSSING(ブッククロッシング)をやってみてしみじみ思ったのは、
やはり私は紙の本の存在を心から愛していて、手元にある紙の本は可能な限り大事に取っておくだろうという事と、
これからこの先もずっと、いつ読んでも自分に感動を与えてくれるような素晴らしい内容の本は、
例えどんなに技術が進もうとも、入手可能な状況であれば、
電子図書ではなく紙ベースで購入し、そして読み続けていくだろう、という事でした。



BOOKCROSSING(ブッククロッシング)を使って本に旅をさせてみたお話(後編)_e0070787_00523188.jpg



という事で、私の、




アメリカ・ケンタッキー州ルイビル ⇒ 埼玉県さいたま市 ⇔ 栃木県那須塩原 




間において繰り広げられたBOOKCROSSING(ブッククロッシング)プロジェクトは、





以上をもって無事完了(コンプリート)致しました!!!







おつかれ、自分!> ♪(〃゚▽゚)ノ□☆□ヽ(゚▽゚*) < カンパーイ♪今夜は呑むぞ!





# by japolska | 2017-03-01 09:15 | Wonderful Books
2017年 02月 28日

鬼平江戸処にある文楽焼本舗のお好み鯛焼き

先日こちらで(↓)、



http://japolska.exblog.jp/25274757/



2016年12月にさいたま新都心発のバスツアーを利用し、
母と1泊でホテルサンバレー那須へ出かけたお話を掲載し、
その中で私達が毎年この旅行をとても楽しみにしている事を記述させて頂きました。



実は私達がこのバスツアーを愛してやまない理由のひとつが、
那須塩原からの帰り道でバスがトイレ休憩のため、
東北自動車道(上り)・羽生パーキングエリアにある”鬼平江戸処”に必ず立ち寄ってくれるからなのです。



鬼平江戸処にある文楽焼本舗のお好み鯛焼き_e0070787_00414979.jpg



こちらが鬼平江戸処の外からの正面写真です。
こちらのパーキングエリアは、オフィス池波と提携して、
鬼平が生きていた江戸を忠実に再現したとのことで、
鬼平犯科帳の世界をどっぷり楽しむ事ができる、
まさに鬼平ファンにとってはたまらない場所なのです。



実は母も私も大の鬼平ファンです。
母はテレビの鬼平犯科帳をかなり観まくり、作品の出だしをちょっとだけ観ただけでも、
どんな内容だったかすぐに思い出せるほどのレベルに達していますし(私もテレビの鬼平大好きです!!!出演者全員すごく好き!!!)
私は私でさいとうたかを大先生が描かれた鬼平犯科帳の漫画(ワイド版)全巻をアメリカまで持ってきていて、
自室の本棚の一番いい場所にその全巻を並べ、あまりの背表紙の美しさに、
部屋に入るたびに惚れ惚れと見とれてしまうくらいのありさまですので、





もはやこの鬼平江戸処は、
我々鬼平マニア親子にとっては、既に聖地!!!
鬼平のDVDと漫画全巻持ち込んでここに住みたい!!!
つーか私は、本気でおまさちゃんになりたい!!!
 ←※野獣レベルの欲望全開モード大発生!!!近づくのは大変危険です!!!





というくらい、私達にとってはここに立ち寄るのは大切な事なのです(笑)。



鬼平江戸処にある文楽焼本舗のお好み鯛焼き_e0070787_00584471.jpg



中はこんな感じです。
こちらは食事を楽しめるゾーンです。
鬼平の作品に出てきた料理が再現され、
とても雰囲気のある店内で食べる事ができます。



残念ながら私達はこちらに立ち寄る時間が、
だいたい15~20分の滞在と大変限られているので、
いつもここで食べることはできないのですが、
毎回このゾーンを訪れては、



「ああ、忠吾が食べていた一本饂飩が食べたいなぁ!」




と指をくわえてお預けをくらいつつ、去っていくのが常なのです・・・(涙)。



鬼平江戸処にある文楽焼本舗のお好み鯛焼き_e0070787_01025559.jpg



そしてこちらがお土産のゾーンです。
羽生の名産品ばかりでなく、鬼平に関するお土産も大変充実しています。
この日は沢山の中国か韓国の観光客たちが、楽しそうに鬼平グッズを購入されていました。
あっちでも鬼平犯科帳ってやってるのかなー。やってたらなんか嬉しいですね。




鬼平江戸処にある文楽焼本舗のお好み鯛焼き_e0070787_01050036.jpg



私達にとっては聖地であり、また一生住めそうな勢いの、
この素敵で魅力的な鬼平江戸処ですが、
私達のバスツアーではトイレ休憩で立ち寄るだけなので、
残念ながらゆっくり食事はできません(号泣)。



しかし私達は、こちらの文楽焼本舗で発売されているお好み鯛焼きを買うことで、
ここでの一大イベントにして溜飲を下げる事にしています(笑)。
こちらのお店ではその名の通り、鯛焼きの形をしたお好み焼きを売っていて、
それが大変美味しいので、いつも実家で留守番をしてくれている弟へのお土産も兼ねて購入しています。



鬼平江戸処にある文楽焼本舗のお好み鯛焼き_e0070787_01075123.jpg



これがそのお好み鯛焼きが入った袋です。
もうここから愛らしくて微笑ましくて、
もう私は既にこの時点でハートを射抜かれてしまっています(笑)。



鬼平江戸処にある文楽焼本舗のお好み鯛焼き_e0070787_01100128.jpg



お好み鯛焼きの全体写真です。




お腹のところになななんと鬼平様の文字がぁぁぁぁぁ!!!








周りにはみ出ている中身の具がとてもいじらしくそして美しいです・・・素晴らしい。



鬼平江戸処にある文楽焼本舗のお好み鯛焼き_e0070787_01113717.jpg



食べてみるとこんな感じです。
中に入っているベーコンとチーズがボリュームを出してくれて、
1個でもとても食べ応えがあります。
ソースは付いていないんですが、全然物足りないなんてことは無く、
むしろあっさりとしていてどの年代の方にも好まれる味だと思います。



鬼平江戸処と文楽焼本店のお好み鯛焼きの詳細はこちらから。



鬼平江戸処
https://www.driveplaza.com/special/onihei/

文楽焼本店
http://www.driveplaza.com/special/onihei/annai/08-bunrakuyaki/




【おまけ】


鬼平江戸処にある文楽焼本舗のお好み鯛焼き_e0070787_01151780.jpg



ちなみにこちらの鬼平江戸処では、
江戸文化に関するイベントとかも定期的に開催している模様です。
鬼平ファンでしたら、このパーキングエリアだけを目的に、
東北自動車道を利用してもいいくらいの内容の充実振りです。


いつかこのサービスインターでゆっくり食事も買い物もイベントも思う存分楽しみたいです!!!



# by japolska | 2017-02-28 07:28 | 日本
2017年 02月 25日

アメリカで安くギフトカードを購入してお得に買い物をする方法について

早いものでアメリカに住み始めて約14年が経過しました。




こちらの国全土で当然のように繰り広げられている、




買い物大好き使い捨て消費生活(※オンラインショッピングという大変魅力的な小悪魔の誘惑付)





の文化にも(完全に理解はしきれてはいない&受け入れがたい部分があるにせよ)だいぶ慣れ、
自分の納得できる範囲で物品の購入をある程度は楽しめるようになってきました。





が、





やはり私は生粋の日本女子セコビッチ 節約乙女♪ ですので(苦笑)、




出来るだけ手元にある大事な虎の子のお金は極力絶対減らしたくない
  ←書き間違い
手元の還元可能な資金は1人でも多くの人達に廻せるよう出来る限り多方面に細かく分配できるようにしたい 
(๑•̀.•́ฅ✧ <キリッ!夜露死苦!!





という気持ちがやはり心の奥底にひっそり隠れており、その気持ちの部分は常に、






最小投資で最大効果!!!





ですとか、もしくは、





小さく産んで大きく育てる!!!





的な流れを基本的には切望しており、そんな切ない思いをしている彼女(←いつ擬人化に?)に対し、




「彼女を幸せにしてあげるのに私は一体何ができるだろう。」






と日々アンテナを張りながら色々模索してめいたある日のこと。





彼女を満足させてあげられる方法のひとつを発見致しました!!!






アメリカで安くギフトカードを購入してお得に買い物をする方法について_e0070787_00361960.jpg




それがこのサイト”Raise"との出会いです。
※サイトアドレスはこちら → https://www.raise.com/



これはどのようなサイトかというと、
「手元にある不要なギフトカードを売りたい」という人たちと、
逆に「欲しいギフトカードを安く買いたい」という人たちに、
個人間のギフトカードの売買の場を提供しつつも、
さらに安全に取引ができるように売主&買主間の金銭のやり取りも独自のシステムでしっかり仲介してくれ、
尚且つ何らかの形でトラブルがあった時も責任を持って保証してくれる
という、
私のようなセコビッチ 節約乙女♪ にはとても有益で頼りになるサイトなのです。





このサイトを知ってから、私の買い物生活はかなり変わりました。
というのも、このサイトに出逢うまでは、





お店に出向く → 欲しい商品を持ってレジへ → クレジットカードを利用して購入 → 購入した商品の金額分に相当したクレジットカードのリワード分がお得になる





という流れでしたが、今では、




事前にRaiseで割引されたギフトカードを購入 → 割引分だけまず先に金銭的に得をする → 更にギフトカードの購入金額分に相当したクレジットカードのリワード分もお得になる → ギフトカードを発行したお店へ出向く → 欲しい商品を持ってレジへ → 前もって購入済みのギフトカードを利用して購入






という流れに完全に変わりました。





日本でいうと要するに、事前に「お得なプリペイドカードを購入した」という感じになるでしょうか。




上記流れを見るとちょっと面倒かもしれませんが、
自分の空いている時間にサイトを覗き、
自分の欲しい商品を売っているお店のギフトカードを見つけ、
もしそれが自分の納得した値引率で販売されていたなら、
その時点ですかさず購入しておくと、←ここで決してひるんだり迷ってはいけません!
未来の自分に対してあとのお楽しみ♪的なものを作る事ができて結構楽しいです。





ちなみに私は2016年2月23日からこのサイトを利用し始めました。
なのでちょうど丸1年上記サイトのサービスにお世話になったことになります。




ちなみに私は100%ギフトカードを購入する側で、
購入するギフトカードのお店も、近所のスーパーやLowe'sなどのDIYショップ、
そして我が家のポーランド人の大好きなキッチン用品を扱うWilliams-Sonomaや、
私の永遠の憧れの高級食材店WholeFoodsくらいですし、
まだ全てのギフトカードを使い切ってはいないのですが、
この1年で実際にどれだけ節約できたかというと・・・


アメリカで安くギフトカードを購入してお得に買い物をする方法について_e0070787_01201014.jpg
おお!結構節約できていますね!
ギフトカードのお店の内容にもよるので、正確には上記金額を12ヶ月で割ることはできませんが、
単純計算だと1ヶ月で約@$30の得になる形になります。
これは決して馬鹿にできない金額だと思います。




しかもこのギフトカードを購入する際に、
リワードが付くクレジットカードを利用していたなら、
その分もお得になるので、ある意味ダブルに恩恵を受ける事ができます。




ちなみに私は今までこのサイトを散々利用してきましたが、
幸いにもトラブル等で「損をした」という経験はありませんし、
カスタマーサービスの対応及び保証内容にもとても満足しています。




でも、もし興味がある方がいらっしゃいましたら、こちらのサイトでなくても、
個人間のギフトカード売買を仲介してくれる同様のサイトは沢山ありますので、
色々検索してみて、自分にとって都合のよいサイトを見つけるのもひとつの手かもしれません。




ただ、インターネットで検索をしてみると、
例えば、E-gift (実際にギフトカードが送られてくるのではなく、メールやウェブサイト上でギフトカード番号等が有効な金額と一緒に発行されるというタイプのもの)を購入した人が、
しばらくそのギフトカード番号を使わないでとっておいたら、
その間に誰かにその番号を盗まれてしまい勝手に利用されてしまった、という話は沢山ありますし、
私が受け取った売主から郵送された実物のギフトカードでも、
確認してみたら入金されているはずの金額が違っていた、とか、
送られてきた封筒の中に注文した枚数分入っていなかった、とか、
残念ながらそういう事は何回かありました。
なので上記のサイトを利用された場合、受け取ったギフトカードの内容が正しいかどうか確認し、
もし問題が発生したら速やかにカスタマーサービスに連絡をしてできるだけ早く保証を受けられることを強くお勧めします。



# by japolska | 2017-02-25 08:36 | アメリカ
2017年 02月 24日

書籍横断検索システムを利用し欲しい本をお得に購入する方法について

私は現在海外在住なのですが、
日本語の紙の本、特に、既に絶版になっているようなマイナーな古書が大好きで、
年に1度の里帰りを利用しては、日本で沢山の古本を入手し、
それを船便でアメリカまで送ることを何よりの楽しみとしています。


日本在住ならば、それこそ、ブックオフや神保町などに出向き、
まるで宝探しのような気分で本の出会いを楽しむ事が出来ますが、
海外在住で、しかも、里帰り期間が非常に限られている場合だと、
残念ながらなかなかゆっくり本探しもしていられないのが実情です。


なので私は現在、アメリカから、こちらのサイトを使って、
自分の欲しい本を検索して、その中から最安値で入手できる方法を探し出し、
購入後は実家に郵送してもらうという手段で新しい古書との出会いを楽しんでいます。


そのサイト名は”書籍横断検索システム”です。
アクセスはこちらから → http://book.tsuhankensaku.com/hon/



書籍横断検索システムを利用し欲しい本をお得に購入する方法について_e0070787_01370326.jpg



こちらの検索システムからは、入手しづらい絶版済みの古書だけではなく、
比較的新しく発売になった新刊本の検索もできる形になっています。
私はこちらのサイトのおかげで、長年なかなか見つけられなかった古書たちをかなり安く買うことができました。
今ではこのサイトを使って本を探しお得に購入する事にある意味生きがいを感じています(笑)。



書籍横断検索システムを利用し欲しい本をお得に購入する方法について_e0070787_01403392.jpg


使い方は非常に簡単です。
欲しい本の題名やその作者に関する言葉を真ん中のカーソルに入力し、
右の青い検索ボタンを押してみると・・・。
(※私は今回作者名だけを入れてみました。)



書籍横断検索システムを利用し欲しい本をお得に購入する方法について_e0070787_01432339.jpg



検索システムの方で探し出した、入力したキーワードに関する本が、
このように結果として一覧となって表示されます。
その中からお目当ての本を見つけ、右の横断検索のボタンを押してみると・・・、
(※今回は一番上の”お登勢(角川文庫)”のボタンを押してみました。)



書籍横断検索システムを利用し欲しい本をお得に購入する方法について_e0070787_01454225.jpg



このように、現在オンライン市場で出回っているその本の在庫状況、
及び各店舗で取り扱っているその本の価格が一覧となって出てきます!
これで一目で、現在どのお店でその本を扱っているかという情報と、
それぞれのお店の価格状況が簡単に比較できるので、
今現在どこのお店で一番安く購入できるかが一発で分かります。



書籍横断検索システムを利用し欲しい本をお得に購入する方法について_e0070787_01482032.jpg



この本は結構市場に出回っているので、
取り扱いのあるお店は多いみたいです。



書籍横断検索システムを利用し欲しい本をお得に購入する方法について_e0070787_01492667.jpg


「日本の古本屋」と「スーパー源氏」のサイトは、
以前はそれぞれ別々にお世話になっていましたが、
こちらの書籍横断検索システムを使い始めてからは、
もうこのサイトしか利用しなくなってしまいました。
だって本当に便利なんですもの(笑)!


書籍横断検索システムを利用し欲しい本をお得に購入する方法について_e0070787_01504763.jpg

このサイトですごいな、と思っているのが、
なんとヤフオクまで網羅していることです(汗)。
私はヤフオクでも結構購入しているので、
これは本当に重宝しています。


こちらの検索で探している本が納得できる価格で見つかったら、
青文字に反転しているその本の情報をクリックすれば、
そのままそのお店のサイトに移動し、そこで購入する事ができます。




# by japolska | 2017-02-24 09:27 | Wonderful Books
2017年 02月 23日

北国の人たちに関する本を読む 7

北国の人たちに関する本を読む 7_e0070787_23454201.jpg


帚木蓬生氏”水神(上)(下)”読了しました。


こちらの作品は大昔に実際に九州で取り組まれた、
水不足の村々に川の水を分配する大工事について書かれた作品で、
まあ、厳密に言うと北国の人々のお話ではないのですが、
内容的に北国の人たちの生き方に非常に通じるものがあったので掲載です。



読んでみた感想は・・・もう、嗚咽を伴う号泣無しでは読めないほど素晴らしい作品でした!!!



ちょっとネタばれになりますが、簡単に内容を説明しますと、
目の前を悠然と筑後川が流れているというのに、
台地に住む百姓はその水の恩恵が受けられず、
来る日も来る日も打桶を使い、人力で川から水を汲み上げ、
村に水を引き込むしかないという状況を未来永劫に解決するべく、
自分たちの命と全ての財産を投げ打ってお上に嘆願書を提出した五庄屋たち。



そしてめったなことでは首を縦に振らないお上の存在もさることながら、
目の前に突きつけられた自分たちの予想をはるかに超えた大工事に関わる経費の莫大さや、
五庄屋たちの行動に危険を感じた周りの村々からの反対活動への対応に奔走しながらも、
彼らが思いつくありとあらゆる手段で何度もお上に直訴。
そしてついにお上から、以下の条件の厳守の約束の下に、
何とか理解と協力を得て、この大工事を公共作業にまでもっていきます。



「全ての費用は五庄屋持ち。そして何かあったら五庄屋たちの命をもって責任をとらせる。」




しかし実際に大工事が始まると、今まで反対していた村々の人々は、
この大事業がいかに自分たちの住む土地に深い恩恵を与えてくれるかということを次第に理解し始め、
また、五庄屋たちの命と全財産をかけたという並々ならぬ覚悟に強い畏敬の念を抱くようになり、
後に五庄屋たちに謝罪の意を表し、むしろ積極的にこの大工事に参加していくようになります。



そして大工事の最終段階において、残念ながら死亡者が出る事故が発生。
実はこれは誰にも予測できなかった計算ミスから起こった出来事だったのですが、
今まで尋常ならざる苦労を背負ってきた五庄屋たちにその責任を取らせてはならぬ、と、
大工事前からずっと農民たちの苦労を温かい目で見つめ、
またこの大工事にも多大なる力を貸してくれた老武士が、
最後に自分自身の命を差し出して、全てを救ってくれたのです・・・(号泣)。




上記内容もさることながら、実はこの作品の下巻のあとがきに、
縄田一男という方が解説を書かれているのですが、




「人間の生命の重さを軽々に描く場面など微塵も無く、
嗚咽なしには読めない一巻となっている」





と記述して下さっていますが、いやもう全くその通りでした。
私が今まで読んだ本の中で、ここまで魂を揺さぶられ、
また恥も外聞も泣く号泣させられた本は他にありませんでした。

私も恥ずかしいくらい泣きじゃくりながら、
でも最後まで文章から目を離せず、
今までに無い感動と共に読み終えることができました。




えーちなみにどのくらいのレベルで泣きじゃくったかと言うと、




病院の待合室で自分の順番を待っていた時にこの本の続きを読み、
うっかり最高に泣ける場面に遭遇し
※ちなみに老武士の嘆願書の部分です)
今までずっと泣くのを我慢していたのですが、とうとうこらえきれず、
横隔膜にヘンな泣き癖が付くくらいまでに号泣

「本で感動しただけだから」という私からの説明も聞かず、
慌てた若い女の子の受付嬢は光の速さで医者に相談。
緊急性は皆無の皮膚科への通院だったというのに、
なぜか予約時間を待たずにすぐに診察室に入れてもらえたくらいのレベルでした。

(※ちなみにこの時は実際の予約時間より20分も早く診察室に入れてもらえました。こんな出来事はアメリカではじめてでした。)




という訳で、今回この本を読んで学んだ事はこれ(↓)



「病院の待合室では感動系の本を読み号泣すると早く診察室に入れる」





です!!!  (*^∀゚)ъ< イェイ!!




・・・というのはまあ冗談ですが(笑)、
でもこの本がきっかけで更に「史実に基づいた農民文学」に強い興味を持ち始めました。
新しい本のジャンルの地平線がさらに広がってとても嬉しく思っています。



最後に、帚木蓬生先生、素晴らしい作品を、
本当にありがとうございました!!!
これからももっと帚木先生の本を読みまくります!!!







# by japolska | 2017-02-23 08:45 | Wonderful Books