じゃポルスカ楽描帳

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カテゴリ:Wonderful Books( 93 )


2017年 11月 17日

北国の人たちに関する本を読む 33 mamalife

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【お詫び】今回フォントがおかしくてすみません・・・(涙)。


ローラ・インガルス・ワイルダー著”農場の少年”読了しました。
これは西部開拓時代の、比較的裕福な農場を経営している家族の中の、
一番年下の男の子・アルマンゾを主人公に描かれた物語で、
私はこの本を某図書室から無料でお借りする事ができました。←関係者の皆様いつもありがとうございます(T_T)!!!




個人的な感想を一言で表わすと、


今年読んだ本の中で一番感銘を受けた作品(T_T)(T_T)(T_T)!!!



でした(笑)。




昔から世界中で読み継がれている有名な作品なので内容の記述は省きますが、私の中では、




「自分が死んだ時1冊だけあの世に持っていけるならどの本がいい?」と問われたら、
髪の毛一本分も迷わず選ぶ本・工藤久代氏著”ワルシャワ貧乏物語”と、
「自分の人生の中で絶対に読まなくてはならなかった唯一無二の作品」である、
パール・バック著の”大地”の間に入れて、本棚の一番目に付く場所にしまって置きたい程の内容




でした(笑)。



今回この本はお借りしてきたものですが、
自宅でもいつでも手に取って読めるように、
ぜひとも自分用に1冊購入したいと思っています。


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by japolska | 2017-11-17 09:25 | Wonderful Books | Comments(0)
2017年 11月 07日

面白かった本 5 篠田節子氏著 ”女たちのジハード”

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篠田節子氏著”女たちのジハード”読了しました。



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この本は中堅企業に勤める5人のOLが、
現在の仕事や恋愛、結婚や将来の夢などに対して、
自分なりの答えを見つけようとして色々と行動を起こしながらも、
その行動の中や、その行動の先に辿り着いた思いがけない状況下で、
逆に素の自分自身を発見していき、そこで立ち止まる者もいれば、
更に新しい次のステップに進んでいく者もいるという、
おそらく女性だったら誰でも共感できるような内容の1冊でした。



実はこの本は私が日本で会社勤めをしていた20代の頃に、
読み終わった同僚から「すごくいい本だからあげる。」といってもらったことがあるのですが、
その頃の私はこういったフィクションの小説にほとんど興味がなく、
結局読まずにそのまま処分してしまった経歴があるのですが(汗)、←何てヒドい(T_T)
でもタイトルだけはずっと覚えていて、去年ブックオフで@108円で売られていたので、
「今更だけど読んでみよう。」ということで購入を決めた作品でもありました。



実際に読み始めたら、ものすごく面白くて止める事ができず、

「なぜ私は20代のあの時にこの名作を読まなかったのだ!」


と大変後悔した位でした(苦笑)。



でも内容的には、おそらく20代のOLが一度は通るであろう、
現実に直面する度に発生する葛藤や苦悩が、
平凡な5人のOLを通して大変鮮やかに描かれており、
私は今40代ですが、どの登場人物に対しても非常に共感できましたし、
また女性の本音も素直に書かれていて好感も持てました。
20年位前の作品ですが、ちっとも色あせる事がなく、
むしろ読了感はとても爽やかで感動的なものでした。


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by japolska | 2017-11-07 09:27 | Wonderful Books | Comments(0)
2017年 10月 27日

はまっている漫画 桜井海先生著 ”おじさまと猫”

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今、桜井海先生著の”おじさまと猫”という漫画にはまっています。


こちらはWeb漫画なので、以下のサイトで読むことができます(↓)


漫画「おじさまと猫」全話・番外編・最新話まとめ【桜井海】
https://sekach.com/ojizamatoneko-sakuraiumi/


ワタクシの場合、酒を呑まなくても、
また何度読んでも号泣してしまいます・・・(T_T)。
この作品が単行本化されたら速攻購入します(笑)。


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by japolska | 2017-10-27 09:19 | Wonderful Books | Comments(4)
2017年 10月 25日

面白かった本 4 石毛直道氏著 ”食いしん坊の民族学”

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石毛直道氏著”食いしん坊の民族学”読了しました。


私は食材の起源や調理法の歴史、
及び世界各地の料理等を知ることができるような、
人間の食文化に関する本を読むのが好きなのですが、
今回の本はそれらの中でも非常に読みやすく、
また目から鱗の新情報も沢山掲載されていたので、
大変興味深くまた楽しく読めました。


ちなみに裏表紙に書かれたこの本の紹介文は以下の通りです。


「無類の健啖家が、三輪のそうめん、
ポリネシアの仔豚の丸焼き、
更には19世紀のフランス貴族料理等々、
世界の食事文化を探検しながら綴る食の民族学。」


人間の食文化に関する本を探していくと、
必ずと言っていい程、石毛先生の著書に当たるのですが、
石毛先生はとても好奇心が旺盛な方でいらっしゃるらしく、
巻末に掲載されていた山下論一という方の解説に爆笑させられました(笑)。
この楽しい解説に出会えただけでも私にとっては収穫でした。

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by japolska | 2017-10-25 08:09 | Wonderful Books | Comments(0)
2017年 10月 20日

面白かった本 3 佐木隆三氏著 ”日本漂民物語”

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佐木隆三氏著”日本漂民物語”読了しました。


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裏表紙から。内容はこんな感じです。
NHKの”ドキュメント72時間”みたいな感じで、
なかなか読み応えがある1冊になっていました。

私はどちらかと言うと、ファンタジーや創作物よりも、
現場第一主義のノンフィクションや、
実体験を基にしたドキュメンタリー物に魅力を感じる傾向があるので、
この本は大変興味深く、また楽しく読むことができました。

酸いも甘いも噛み分けた渋い大人の方へお勧めの作品です。


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by japolska | 2017-10-20 09:19 | Wonderful Books | Comments(0)
2017年 10月 11日

北国の人たちに関する本を読む 32

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岩坪玲子氏著”ヒマラヤ診療所日記”読了しました。


この本は歯科医である著者が1974年に3ヶ月の間、
パキスタンのカラコルムにある最奥の山村のゴマ村にて、
現地の村人たちに歯科診療を施した日々の日記を文庫化した内容で、
ロサンゼルスにある正直屋さんという古本屋さんから、
タイトルに惹かれて@USD$1で購入した1冊です。


とにかく著者は診療内容や現地での人々との交流の様子、
そして自分の素直な気持ち等を真っ直ぐに日記にぶつけており、
それが個人的にものすごく共感できるような書き方だったので、
非常に読みがいがあり、本当に楽しく読み進めていくことができました。


あまりにも内容が面白くて読み終わらせるのがもったいなく、
毎日1日分づつ読み進めていたのですが、
読了するやいなや、日本のアマゾンにて、
この著者及びこの著者の夫の出版本を検索し、
全て買いあさってしまいました(笑)。


どの日付も大変興味深く読めたのですが、一番面白かった部分は、
現地で雇った連絡将校及び通訳(=現地採用者のトップであり権力者)の、
自分達の利益及び面子最優先のやり方に著者は次第に不信感を募らせていき、
とうとう我慢ができなくなった彼女は、ある日この2人を解雇してしまうのですが、
彼らの解雇直後から突如発生し始めた思いもよらぬ面倒な出来事の連続に、
次第に彼女は別の神経をすり減らすようになっていったところでした。


そういった面倒な出来事に翻弄される彼女の様子が面白い、という訳ではないのですが、←もしそうだったら立派なドSです(苦笑)。
決して裕福ではない辺鄙な土地に、現地の人達にとっては想像できないくらいの多くの近代的な物や潤沢な現金を持ち込み、
「物持ち/金持ちの外国人」としてその土地の人々と交流していかなければならないという事が一体どんな結果をもたらすのか、という事や、
日本という非常に便利で清潔な国から、衛生観念がまるで違う異文化及び異宗教の国へ飛び込み、
現地の人の輪の中にに入り込み仕事をしながら生活していくことにどれだけ強い精神力が必要なのか、という事が、
海外生活の経験がない人にもものすごくよく理解できるように書いてくださっていた上、
彼女の行動自体が、上手な人間関係の建築方法やコミュニケーションの取り方について色々と参考になる部分が多かったので、
この本はまた何らかの形で何度も読み返すことになりそうです。


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by japolska | 2017-10-11 09:53 | Wonderful Books | Comments(0)
2017年 10月 07日

面白かった本 2 ビートたけし氏著 ”達人に訊け!”

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ビートたけし氏著”達人に訊け!”読了しました。
これはビートたけし氏が各方面の達人レベルの方々と対談した会話内容が収録されている1冊です。

私はビートたけし氏のエッセイが好きでよく読むのですが、
この本はその中でもピカいちに面白かったです。

どの対談もとても興味深かったのですが、個人的にダントツに面白いと思えたのは、
麻雀の達人・桜井章一氏との対談と、寄生虫の達人・藤田紘一郎氏との対談です。
上記お二方の体を張って修羅場を潜り抜けた想像を絶する体験談は、
魂が震えるような深い感動や破天荒な人達に対する憧れ等の一般的な感情を遥かに通り越し(笑)、
ある意味私の中に大きなトラウマレベルの鮮烈な印象を残してくれました。←これ褒めてます。絶賛してます。

ビートたけし氏の本はこれからも読み続ける予定ですが、
桜井章一氏と藤田紘一郎氏が書かれた本も、←このお2人の生き方に惚れました!
機会があったらぜひ読んでみたいと思います。

追伸:”面白かった本”は番号をつけてシリーズ化していきます。

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by japolska | 2017-10-07 10:07 | Wonderful Books | Comments(0)
2017年 10月 04日

北国の人たちに関する本を読む 31

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池澤夏樹氏著”静かな大地”読了しました。

これは明治初年に淡路から北海道の静内に入植した和人と、
その土地に住んでいたアイヌとの交流を描いた作品です。

この作品は登場人物による回想記なので、
思い出しの導入部分がちょっと分かりづらい印象があったのですが、
それぞれのお話に突入すると、読み応えのある内容になっており、
全部で600ページを超える厚い本でしたが、
割とすんなり読み進めていくことができました。

内容的には和人による差別から発生するアイヌの人々の苦労が中心です。
本土からの和人の生き方と北海道の現地人であったアイヌ文化は、
お互いの常識や意識にあまりの差がありすぎて、
残念ながら友好的に歩み寄りすんなり融合する事は難しかったようです。

個人的には正直、読後感はあまりよくない作品でしたが、
アイヌの歴史に興味がある方は必読の1冊なのではと思いました。


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by japolska | 2017-10-04 08:07 | Wonderful Books | Comments(0)
2017年 09月 29日

面白かった本 石倉ヒロユキ氏著 ”暮らしの遊び方”

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石倉ヒロユキ氏著”暮らしの遊び方”読了しました。
これはイラストレーター・エッセイストとして活躍されている石倉氏の日常エッセイで、
作者の感性や身の回りの物や出来事への見方が大変面白く、思わず一気読みしてしまった1冊です。



私が爆笑したエピソードを箇条書きにさせて頂きます。



①食後にデザートを食べる女性がよく口にする言い訳で、

「これってさ、別腹だからね。」


というものがあるのですが、食後の甘味を好まない作者はその言葉に対し、

「どこにその胃袋はついてんだ?キミは日本語の堪能な牛?」←個人的に今年一番ウケた言葉です(笑)。

と言いたくなったとのこと。



②作者は古伊万里の雑器を集めるのが好きなのですが、
大き目の地震が発生した後、開店時間を待ちかねて近場の親しい骨董店を巡り、

「今朝の地震は大変でしたね。お店の商品は大丈夫でしたか?」

と心配する振りをして、地震でキズモノになってしまい安く売らざるを得なくなった商品はないかどうかこっそり確認して廻ったとのこと。



③また作者はガラクタレベルの如雨露を集めるのも趣味なのですが、
イギリス旅行の際、30個の如雨露を購入して日本へ送ったら、
如雨露の購入価格よりも送料の方が高かったとのこと。←ちなみに同じ事をワタクシ日本語の古本でやらかしています(笑)。
でも作者はそれを後悔する訳でもなく、

「どうだ、これがガラクタ収集家のすごいところだ。」


と、最後に威張ってます(笑)。←私も実家から古本を国際便で手配した時など、後悔の気持ちなど微塵もなく、むしろ誇らしい気持ちでいっぱいです(笑)。



とにかくどのお話にも、作者のチャーミングさが溢れていて、
読了後は何だかまるで子供の頃に戻ったかのような、
うきうきするようなとても楽しい気持ちになることができました。
この作者の他のエッセイもぜひ読んでみたいと思います。


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by japolska | 2017-09-29 08:12 | Wonderful Books | Comments(0)
2017年 09月 21日

北国の人たちに関する本を読む 30

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三島由紀子氏著”ぶどうのなみだ”読了しました。



こちらは北海道の空知という場所を舞台に、
この土地で葡萄を育てワインを作る事に情熱を傾ける元音楽家のアオという男性と、
旅をしながらアンモナイトを掘り出すのを生きがいにしているエリカという女性の出会いを描いた作品です。



私個人の感想は・・・うーん、、、今時の若い女性が書く、今時の若い女性向けの本だな、というのがまず第一印象でした。
おそらく好きな人にはたまらなく魅力的な作風や文体かもしれませんが、
私は読んでいく内に、主な登場人物のこの2人が、一体何を考えているのかよく分からなくなってきて、
最後の方は「理解するのではなく世界観を楽しめばいいのかな」といった感じで、正直かなり惰性で読んでしまいました(苦笑)。
また読み終わってから改めて表紙を見て、非常に美しい北海道の風景と、
私の大好きな”水曜どうでしょう”の大泉洋さんが写っていたので(笑)、
「私の場合は本で読むより映画を観たほうがよかったかもしれない」とおぼろげに感じたりもしました。



でも作品内で、エリカが北海道の食材を作って作る夕飯はどれも非常に美味しそうでしたし、
アオが作る葡萄の品種”ピノ・ノアール”について色々知ることが出来たのでよかったです。



この作者はこの作品の前に”しあわせのパン”という、
こちらも北海道を舞台にした本も出版されているとのことで、
その本も一応日本で購入して船便で送っておいて私の手元にあるので、
機会ががあったら”しあわせのパン”も読んでみるつもりです。


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by japolska | 2017-09-21 08:09 | Wonderful Books | Comments(4)