カテゴリ:イタリア( 4 )


2007年 09月 17日

私がトマトパスタを大好きになった理由

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最近、色々考えることが多すぎて凝った料理を作ろうという気合がなくなってしまったのと、
自分にとって何かほっとできるものが食べたいと思うようになったせいか、
毎日のようにポモドーロ(トマト)ソースパスタを作っては食べています。

私がトマトベースのパスタを大好きになった理由は、
おそらく、大昔に見たカゴメのCMがきっかけのような気がします。
イタリアのお母さんが籠いっぱいのトマトを抱え、
子供に優しく語りかけながら笑顔で田舎道を颯爽と歩く姿は、
その頃の私の目にはものすごく新鮮で、
絶対的な永遠の優しさの象徴のように映ったからです。

本当になんてことない些細なきっかけが、
自分の中で決して手放したくない「こだわり」に形を変え、
一生心の中から離れられなくなる、といったこともあるのかもしれない、と思ったりした今日この頃です。

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by japolska | 2007-09-17 06:58 | イタリア | Comments(3)
2007年 08月 14日

旅先での楽しい暇の潰し方

e0070787_0285186.jpgみなさんは外出先で数時間単位で暇が出来てしまった時、どんな方法でその時間を潰していらっしゃるのでしょうか。

多くの物が効率的に収められていて、また時間通りに事が運ぶことが当たり前、そして外出先での空いた時間は携帯電話一つがあれば全て解決できる非常に便利な日本での生活を経験した私にとって、海外の空港や駅のロビーで、最低で2時間、最高で15時間もの間、大きな荷物と一緒にただひたすら待たされる羽目になった時は、さすがに過ぎていく1分1秒がやけに長く、そして非常に苦痛に感じたのを覚えています。

海外で生活をする際、持っていたほうがいい”技”のひとつとして、私は「上手な暇潰しの技術」をお勧めしたいと思います。それもできれば特別な道具などを必要とせず、どこにでも手に入るような現地調達のもので何とか済ませられるようになると、荷物が重くならずに済むので非常にお得感が増すような気がします。

私は今回、「時間通りに動くことが奇跡」と言われるイタリアの列車に乗る際、トリエステの駅でやはり3時間ほど待たされました。手元には日本語の本もなく、駅周辺を歩き回る元気もなかった私は、旦那と一緒に入った駅構内のカフェで、テーブルの上に捨てられていた新聞紙を使って折り紙を作り始めました。
基本の折鶴から懐かしのかぶとや船、そしていくつかのピースを作ってつなぎ合わせて作るくす玉の一種まで、体が覚えている手の動かし方を懸命に追いながらまるで子供の頃に戻った気持ちで無心に折っていたら、気が付くといつの間にか周りには数人のギャラリーが集まっていました。
ひとりのイタリア人の初老の女性は手振りで折鶴を欲しがっていたので喜んでプレゼントし、また若い男の子の旅行者はくす玉が珍しかったのか、持っていたデジカメで数枚写真を撮っていき、その後アメリカ人と思わしき女の子がそれを持っていき母親に見せていました。ただの新聞紙の折り紙なのに意外と大人気でした。
いつもだったらぶつぶつ文句を言いながら過ごす刺々しい長い待ち時間が、この日はあっという間に時間が過ぎるどころか、何だかすうっ、と爽やかな風が吹いたような、落ち着きのある充実したひと時になってくれました。イタリアのカフェのテーブルに、そして1枚の新聞紙に感謝です。

ORIGAMI”はすでに世界語になっていて、多くの国で愛好者がいるというのをインターネットで読んだことがあるので、今の時代特にもう珍しいものでもないと思っていたのですが、"ORIGAMI” 自体を知らない人は全く存在すらも知らないようで、実際にはまだまだ海外で喜ばれる日本独特の技術のようです。そういえば以前知り合ったインドの女性にも箱の作り方は好評だったし、少し前にポーランドの子供に紙飛行機の折り方を教えてあげたらとても喜ばれたし。どうやら実用的なものや手の混んだ綺麗な形のものが外国の人にはウケがいいようでした。これで綺麗な和紙など、和風の紙を使って作ったらもっと感動されるのではないでしょうか。

これからも幸せな待ち時間のために、もっともっと色々な魅力的な折り紙の折り方を覚えていきたいと思ったjapolskaでした(笑)。

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by japolska | 2007-08-14 00:27 | イタリア | Comments(2)
2007年 07月 30日

シエスタ

e0070787_021513.jpgイタリア・ベネチアにて。石畳の上で昼寝をする猫をパチリ。お腹には赤ちゃんがいたようでぽっこり大きく膨らんでいました。よっぽど眠かったのか、私を含む何人かがそっと撫でてもそのままぐっすりと眠り込んでいました。
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by japolska | 2007-07-30 00:02 | イタリア | Comments(0)
2007年 07月 26日

イタリア旅行記 

先週の水曜日から1週間ほど、旦那の仕事がらみにひっついて(※コバンザメワイフとお呼びください)イタリアへ行ってきました。東部の国境に近い港町のTrieste(トリエステ)という街に約4泊、そして水の都・ベネチアの出入り口にあるMistre(ミストレ)という街に2泊したのですが、さすがに観光客に人気の高い国・イタリアだけあって、非常に楽しめた充実した旅行になりました。


e0070787_19574793.jpgトリエステは海辺に面した街で、海と山に挟まれるといった形になっているようで、そのおかげで景観はなかなかのものでした。街全体はそれほど大きくなく、1日もあれば十分で、それほど際立った特色が少ないせいか、現地の人に言わせると、観光客はあまり来ない場所なのだとか。でもそのおかげか、人々はベネチアに比べるとおっとりして優しい気質を残しているような気がしました。気候は夏は蒸し暑く(私は1日観光の後完全にばててホテルで寝込んだ)、冬には非常に強い風が山から吹いてくるそうです。









e0070787_195825.jpgそしてこの街はスロベニアという国と隣接しているせいか、色々な宗教が混じって存在していて、様々な形の教会が見られました。これはその内のひとつでモスクです。大きさは小さいながらも、イスタンブールのブルーモスクに負けないくらい内部のデザインや青い色が印象的で、個人的にはトリエステの中でいちばん綺麗なところだと思った場所です。














e0070787_19581619.jpgトリエステの町外れにある古城の内部からの1枚。外に見えるのは地中海です。クーラーはなかったけれど、街の中心部から少し離れた海に突き出た場所に建てられていたので、眺めは本当に最高でした。

















e0070787_1958295.jpgそしてその古城近くに住んでいる猫。やはり猫はどこでも可愛いですね。

















e0070787_2082341.jpgホテル近くの小さな地元民向けの食堂で食べたピザです。これは具を包んだ形のピザですが、どれも手作りのせいか、生地が薄くパリパリで、その上チーズもハムも味が全然違うので、どのピザを頼んでもむちゃくちゃおいしかったです。味はあっさりしていてそれほど重くないし、使っているオリーブオイルの量も意外に控えめだったので、油っぽい食べ物が苦手な日本人でも全然大丈夫だと思います。ちなみに小麦文化で育ったパンやピザ大好き人間のポーランド人の旦那は、毎日このピザを飽きずに食べ続けていました(ついでに私も)。










e0070787_209040.jpgそしてこれがイタリアのトマトパスタです!私は小さい頃から、お寿司とカレーとトマトソースパスタが異常なくらいに好きだった上、外国の現地に住む人が毎日食べている常用食に非常に興味があったので、いつかイタリアへ行って本場のトマトソースパスタを食べるのが夢でした。
ところが実際に食べてみると、「イタリアのトマトは濃厚で甘い」という事を本で読んだ私のイメージとは裏腹に、甘さはほとんど感じられず、逆に塩味が前に出ている感じだったので、正直かなりショックを受けました。でもそれはそれでさっぱりと食べられておいしかったし、チーズをかけるとまた味が全然変わったので、パスタの本場で奥深い一面に出会えたような気がして、ますますトマトパスタが好きになりました。







e0070787_20112066.jpgイタリアの街角では、そんなおいしいトマトパスタのソースの材料となるトマトとバジルはやはり別格に扱われているようです。これは何の変哲もないごく普通のスーパーで撮った1枚なのですが、野菜売り場のコーナーの一番目立つ場所に、細長いイタリアのトマトと新鮮なバジルがたっぷりと用意されていました。バジルはパックなどに入っていないので、甘い香りが周辺にいっぱい広がっています。
人々は自分の好きな量だけビニールに入れて自分の籠に入れていました。今日はどれだけの家庭の食卓においしいトマトパスタのお皿が並ぶのでしょうか。









e0070787_2012268.jpgこれはトリエステの駅のカフェに貼ってあったポスター。なんだか楽しくも幸せな雰囲気に惹かれてパチリ。ちなみに空港からトリエステまではバスと電車を乗り継いで訪れたのですが、イタリアの電車には本当に翻弄され、行きも帰りも何時間も駅で待たされたり、あちこち走らされました(T_T)。















e0070787_20122220.jpgベネチアは世界屈指の観光都市だけあって大変な人だかりでした。しかし地中海に浮かぶように建てられた街で、特に海沿いの建物とのコントラストは非常にエキゾチックでなんとも言えない強い魅力があり、人気の訳が分かるような気がしました。しかも街全体には迷路のように水路と建物が混在し、しかもお店も沢山立ち並んでいたので、観光客にとっては飽きずに街中を散策できるようになっているようでした。

















e0070787_20171672.jpgベネチアではガラス食器だけでなく手編みのレースも有名なようで、いくつかのショーウィンドウにはとても繊細で可愛らしい作品が沢山並べられていました。これもその内のひとつ。天使のようなふわふわ白いドレスや小さい子供服に目が釘付けでした。




















e0070787_20154217.jpg道端のサンドイッチ屋さんです。注文すると軽く焼いたりレンジで温めて渡してくれます。種類は豊富ですが味としてはまあ普通です。他にはもちろんピザもあります。

















e0070787_2011713.jpgベネチアの街中の市場にて。種類豊富なベリー類が勢ぞろい。この他にも珍しい野菜や果物が並んでいるので、見ているだけでも楽しいです。














e0070787_2013036.jpgカフェの横でうたた寝をしていた犬。ヨーロッパでは犬を散歩させる際、紐をつけてない人を割りと多く見かけるのですが、どの犬もとてもいいこでおとなしいです。動物好きの私にとってはヨーロッパでの楽しみのひとつです。

















e0070787_2014165.jpgスーパーのパスタソース売り場で見かけたトマトソースの瓶。さすがおしゃれな国イタリア、ラベルのセンスも光っています。


相変わらず観光名所より食べ物の話ばかりになってしまいましたが、イタリア、すごくいい国でした。またぜひいつか訪れてみたいです。
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by japolska | 2007-07-26 20:18 | イタリア | Comments(5)