2006年 10月 15日
今日は午後から夫と一緒に遊びに行ってまいりました。 と言うか、あまりの部屋の汚さに、とうとう全てを放りだして、現実逃避という感じでしょうか(笑)。 でも、もうすぐ福岡ともお別れだし、今度はいつ来られるか分からないし、 と自分で自分に言い聞かせて(←こういうの得意です・笑)、出かけてきてしまいました。 ーーーーーーーーーーーー 電 報 ーーーーーーーーーーーーー オネガイ:コウイウトキハ ドウカ サガサナイデ クダサイ(ワラウ)。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー まずは、お腹がすいたので、お昼を食べに天神エリアへ。 夫の同僚がコピーして私たちにくれた福岡エリアのグルメガイドの中に、 ”超薄切りにした三元豚のロースを25枚重ねて作ったカツ”と言うものを食べさせてくれる、 「キムカツ」と言うお店が割と駅から近いというのを見つけ、それがものすごく美味しそうだったし、 豚カツによく似たコットレットを常食としているポーランド人の夫も喜んでくれるかもしれない、 ということで、足を伸ばしてみました。 そのお店は天神駅から歩いて10分。Bivi福岡と言うおしゃれなビルの6Fにありました。 お店に入った印象は、とても清潔で落ち着いたおしゃれな空間に、 さりげなくジャズ音楽が流れていて、とっても印象が良かったです。 ここで私たちは、今月のお勧め(?)の柚子胡椒のロースカツと厚切りロースカツのごはんセットを頼みました。 味の方は、もうもうものすごくおいしかったです!!! お店いわく”低温で15分以上かけてあげる”ので、時間的には結構待たされるんですが、 なんのなんの、食べてみるとその時間も許せてしまうほど、 素晴らしく柔らかい肉汁たっぷりのカツでした。 まず柚子胡椒の方は、爽やかな苦さと辛さがカツと見事にマッチして、 ワンランク上のおいしさでした(←夫ははまりまくっていました)。 厚切りロースカツの方も、口に入れて噛み切ろうとするとじゅっ、と肉汁があふれてきて、 気をつけないとそれがぽたぽた口から落ちてしまうくらい(笑)。でも全然脂っこくないんです。 だからこんな風に書いている今も、その美味しさが思い出されて、また行きたくなっています(笑)。 私的には、今まで食べてきたカツの中で、1,2位を争うくらいのおいしさでした。 もちろんごはんもお味噌汁もおいしかったし、 お代わり自由のキャベツも細く柔らかくていくらでも食べられるほど。(※ちなみに4杯おかわりしました。食いすぎ。) ただ、お新香が市販のものだったのがちょっと残念な気がしたかな~(苦笑)。 後はカツのサイズもちょっと小さかったし、ご飯も若干少なめだったので、 お店の雰囲気と合わせて考えても、普通に注文したら女性向きと言う感じでしょうか。 でもお店の人もよくお客の方を見てくれているし、静かでゆっくり食べられるので、 もちろん男の人にも、またデートにもいいかもしれない、と思いました。 その後、このビル内にあった、北欧家具等を扱うフロアで一休み。 ここのビルに入っているテナントはどれも飛びぬけて洗練されたものばかりで、目が洗われるようでした。 (※おかげで現実逃避は深まるばかりで、既に帰宅拒否症状が大発症(笑)。危篤状態でしたっ!) 小物や食器類もとても充実しているので、インテリアが好きな人にはとても楽しめる気がしました。 次に、美味しいコーヒーを飲もう、と言うことで、 同じく天神エリアにあった珈琲店「美美」へ。 ここはいつも私が通りがかるたびに、気になっていた場所で、 おいしい珈琲が何よりも好きな夫をぜひ連れてきてあげたいと思っていたお店なのです。 中に入ってみると、カウンターとテーブル席2卓のこじんまりとした感じで、 深いコーヒー色をした木のインテリアが落ち着きを感じさせてくれました。 ここで私たちはカウンターに座り、アイリッシュコーヒーとコロンビアを注文。 そこから私たちは、カウンター内のお店の人の動きに釘付けとなってしまいました。 まず、目の前には、お湯が張ってあるたらいのようなものが置いてあり、 その中にはスプーンとコーヒーカップが前もって温められていました。 そして注文をすると、お店の方が手馴れた手つきで炒られた豆を丹念にチェック。 さらにそれを目の前で粉砕してくれるんですが・・・出来た粉の量が半端ではないんです! もう実際手にしたら、両手にこんもり山盛り!という感じでしょうか。 「これ、我が家だったら5人分くらいだよ!?」というくらいの大量の挽き豆を、 今度は小さい布で出来た茶漉しのような布の漉し器に入れ、 ゆーっくりお湯を注いでいってくれます。なんと贅沢なのでしょうか。 そしておまけに、アイリッシュコーヒーのクリームは、 なんとアンティークのような深い珈琲色の木の器に、にごりひとつない透明な氷を入れ、 そこに銀色のボールを置き、目の前で硬くなるまで丁寧に泡立ててくれるんです。 それがまた見入ってしまうんですよ。言葉も出ず、時間を忘れてしまうと言うか・・・。 きっとこんな風に手間をかけてもらっているという感動で動けなくなってしまっていたのかもしれません。 そして最後に、下手すると唇が切れそうなくらい薄ーい薄ーいコーヒーカップ (※もちろん温めてある)にゆっくり入れてくれて、目の前まで出してくれるんです。 もうね、何だか感動して、涙が出てきてしまいそうになりました(T_T)。 極上のホスピタリティってこういう事を言うんだろうなぁ、ってしみじみ思いました。 味ももちろん極上。これで1人1杯約@600円くらい。 ぶっちゃけ、天神でスタバで400円何某出して紙コップのコーヒーを飲むくらいなら、 プラス200円でここに来る方がずっと幸せだと私は思います!!(※こういうお金は惜しんではいけません。) 夫はあまりにも気に入ってしまい、福岡に来て初めて自分から進んで、 「この店の前で写真を撮ってくれ」と言ったくらいでした。かなりお勧めのお店です! それから私たちは、夫の希望で福岡タワーエリアへ。 夕方だったのでだいぶ風は強かったです。 何をするでもなく、のんびり海を見て、座って、ぼーっとしていました。幸せでした。 そしてお互い別行動をしたい、と言うことで、西新駅で2人とも別れ、 夫はそのまま職場へ、私は西新駅近くのリサイクルショップとブックオフで、 クリーム色の厚手のフリースと柔らかい白いシャツ、 それと世界の辛い料理のレシピ本と漫画を1冊購入しました。 すでに荷物が超!重量オーバーなのに、まだ買い物をしてしまっている私(笑)。 でもでも、ごめんなさい、最後の最後の我侭です。 本日の予算は以下の通りでした。 地下鉄代(1日乗車券2枚) : 1,200円 昼食代(キムカツにて) : 4.590円 珈琲代(美美にて) : 1,207円 雑費(服&本代) : 2,210円 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 合計 : 9,207円 とても贅沢な福岡での秋の1日でした。
by japolska
| 2006-10-15 22:41
| 日本
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ポーランド人の夫を持つ典型B型主婦の日々雑感です。もっと楽しく感じるままに。Copyright (C) 2005-2020 japolska All Rights Reserved. by japolska カレンダー
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