2017年 04月 18日

アメリカで三升漬けを作ってみる 実食編

先日こちらで(↓)、



アメリカで三升漬けを作ってみる
http://japolska.exblog.jp/25531122/



コンビ二漫画からインスパイアを受け、
青ナンバンもどきと乾燥米麹と減塩醤油を使って、
アメリカで三升漬けを仕込んでみた事を書かせて頂きました。
今回はその実食編を紹介させて頂きます。


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実際に作ってみた三升漬けは、
大きな瓶入りの方は薄暗い地下室にて保管、
そしてビニール袋に入った小さい方は、
太陽の光が入り比較的暖かい食卓の上に置いて発酵を促してみました。



※ちなみに一緒に移っている隣の小瓶には、我が家で調合した七味唐辛子が入っています。
これを作った時の詳細はこちら → アメリカで七味唐辛子を調合してみたお話:http://japolska.exblog.jp/25364930/



よくよく卓上のビニール袋に入った三升漬けを確認してみると、
どうやら袋のどこかに見えないくらいの小さい穴が開いていたようで、
残念ながらコンビ二漫画の中で紹介されたように、
ビニール袋自体がガスによってパンパンに膨らむという現象は起きませんでした(涙)。
それでも袋から出して器に開けてみると、
以前仕込んだ時には全くなかったふんわり甘い米麹の素晴らしい香りがついていて、
否応無く日本人として「和の味への食欲」をそそられました。



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今回の実食は、最近我が家でプチ流行している鉄板焼を利用し、
そのタレの1つとして頂いてみる事にしました。



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今回用意した具材は、ズッキーニ、スクウォッシュ、パプリカ2種(オレンジ&黄)、
青梗菜の小さくてちりちりしたバージョンのもの(名前が分かりません・・・)、
マッシュルーム・生しいたけ・エリンギのきのこ軍団にはやと瓜、
そして私の大好物の茄子とサヤエンドウと牛肉です。
これらを最小限の量のオリーブオイルで焼くだけです。
(油をよく吸う茄子には出来るだけ牛肉からの脂を吸わせるようにします。)



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ビニール袋を開けて器に開けてみた三升漬けです。
仕込みの時に刻んで入れた青ナンバンもどき達は、長期間醤油に漬けられたため、
少し緑を残してはいましたが、殆どが飴色に代わっていました。
そして肝心の乾燥米麹も醤油を吸ってとても柔らかくなっていました。



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焼きあがった食材に三升漬けを載せてみた写真です。
私は今回どうしてもこの三升漬けを、特に焼いた茄子と牛肉に使ってみたくて、
早速この2種類に載せて頂いてみたんですが・・・、




これがものすごーく!!!美味しくて(号泣)!!!





夫と食べた瞬間顔を見合わせて思わず頷き合ってしまいました(笑)。




個人的には、生食したら飛び上がるほど辛い青ナンバンもどきを沢山入れたので、
まるでタバスコのようにものすごく辛いタレができているに違いない、と思っていたのですが、
醤油の旨みと乾燥米麹のこっくりした自然の甘さ及びふんわりした香ばしさが上手に辛さを押さえていてくれ、
また1ヶ月という期間が、この3種類の食材に充分な熟成及び発酵の時間を与えてくれたらしく、
全ての味が見事に丸くまとまり、とても美味しい和の調味料に仕上がっていました。



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冷蔵庫には他にもステーキや野菜に合うソースが何本かあったので、
他の味も楽しめるようにと、一応それらも食卓に並べていたのですが、
結局は2人ともこの三升漬けだけで全ての食材を平らげてしまいました(笑)。



食べ終わった後のしみじみとした感想はというと。
私は今回、もちろんお酒を呑みながらこの鉄板焼 featured by 三升漬けの組み合わせを楽しんだのですが、
この調味料で焼きたての食材を食べてしまうと、特にお酒が好きな辛党の人だと、
アメリカで市販されているソースはかなり甘く感じるようになってしまうかもしれません。
実際に私も、しばらくは食卓での味付けはこの三升漬け1本でいく予定です。←めっちゃはまりましたw



ちなみにこの味は、我が家のポーランド人の心の琴線をも大いに掻き鳴らしたらしく(笑)、
「すごく美味しい。何だか癖になる。止められない。」との事で、
次の日の夕飯の焼き魚や、なぜかサラダなどにもガンガンかけて食べていたので、
あっという間に上記の器に入った分はなくなってしまいました。
ちょっと塩分も気になるところですが、とりあえず仕込みの際には減塩醤油を使っているし、
「ただ焼いただけの食材にかけるだけ」というくらいなら、何とか塩分の取りすぎを押さえられるかな~(汗)、
とは、かなり自分に言い聞かせる感じですが(笑)思ってはいます。



でもこの三升漬けを作ったおかげで、


・家庭で簡単に作れる。
・ただ食材にかけるだけで美味しく食べられる。
・長期保存が可能。



という調味料がどれだけ ズボラで楽ができる  食卓に美味しさと華やぎを与える♪  か、
実体験を通してしみじみと学べたような気がします。
とても良い経験が出来て非常に嬉しかったです。

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by japolska | 2017-04-18 09:54 | 海外和食事情 | Comments(2)
Commented by momokissa at 2017-04-23 19:35
はじめまして。サークルから来ました。
すごく美味しそうです。今度チャレンジしてみたいです。
まずは乾燥麹を手に入れなきゃ… :-D
Commented by japolska at 2017-04-24 00:39
momokissa様>

書き込みありがとうございます!

手前味噌ですが、これ、本当に美味しいです!
既に我が家では半月前に仕込んだ分を開封して楽しんでいるのですが、
2人で毎日どんどん食べ、また、お客様がいらっしゃった時にも出してみたら大好評で、
1年は持たせる予定だった中瓶1本分の三升漬けが、
このままだと5月でなくなってしまいそうな勢いです!恐ろしい(笑)!

でも、ただ、やっぱり辛い事は辛いので、
辛いものが苦手な方は、青ナンバンの種類や量に、
若干の工夫が必要になってくるかもしれません。

ちなみに昨日は輪切りにした生キュウリにかけて食べました。
かなり美味しかったです!
これから暑くなる季節にとても良い調味料だと思いました。




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