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じゃポルスカ楽描帳

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2016年 02月 01日

【観覧注意】アメリカで牛の正肉以外の部分を購入し調理して食べる(牛タンの焼肉編)

先日スーパーで新鮮なパック入りの牛のレバーを発見した際、
隣に新鮮なパック入りの牛タンも売られていました。
実は手を出すのにものすごく悩んだんですが、
自分の料理人生の中で新しい味にチャレンジしてみたかったし、
籠の中に入れたレバーと同じ牛の舌だったら、一緒に調理してあげるのも、
私たちのためにお肉になってくれた牛に対する敬意かと思い、
勇気を出して一緒に購入してみました。



***【警報!!!】ここからはかなりグロな写真が出てきます!!!ダメな方は即刻避難をお願い致します!!!***















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こちらが今回購入した牛タンです。
パック入りだとそれ程のインパクトはないんですが・・・。




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どわわわわー(汗)!!!





開けると結構すごかったです(笑)。
舌の本体部分は、サメ肌のようにざらざらな灰色の皮で覆われていました。
舌の根元の部分は脂が多い印象でした。


とにかく私は牛タンを購入するのも処理するのも初めてだったので、
YouTubeで「牛タン 処理」と入力して検索して出てきたものを参考にしつつ作業しました。
調べていくうちに「軽く茹でて皮を安定させてから切り除いていく」という方法もあったのですが、
とにかく私は今回、どうしてもこの牛タンを焼肉として食べたかったので、
何とか生のまま灰色の皮の部分を除く方向で頑張ってみました。




【観覧注意】アメリカで牛の正肉以外の部分を購入し調理して食べる(牛タンの焼肉編)_e0070787_12041280.jpg





これが皮を剥いだ後の牛タンです。
こうなると美味しそうな赤みのお肉ですね。
でも生のままで皮を剥ごうとすると、結構灰色の皮の部分に肉を持っていかれました(涙)。
やっぱり軽く茹でた方がよかったのかな。
根元の脂が多そうな部分は、よく分からなかったので今回は切り取って冷凍してしまいました。
これはこれで何か煮込み料理とかに使おうと思います。




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残念ながら我が家には焼肉のタレがなかったので、冷蔵庫にあった食材や調味料で適当に作ってみました。
ちょうど先日、Lucky's Marketで金柑を購入してあったので、今回これをメインにしてみました。
種を取った金柑、醤油、味噌、大蒜、生姜、煮切り酒、胡麻油、胡桃、白胡麻&黒胡麻、ポーランドの蜂蜜、林檎、甘酢、檸檬などなどををミキサーに入れそのまま攪拌。
あっという間にゴマダレ風つけタレの完成です。
(※余談:上記金柑ですが、最初は甘露煮にでもしようかと思って買っておいたんですが、そのまま食べてもものすごく美味しかったです!
ジューシーな中に柑橘類独特の苦みと、すーっとした和三盆のような上品な冷やかさな甘みがあってものすごく私好みだったので、このままあっという間に無くなってしまいそうです。)




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そしてこれが薄く切った牛タンです。
室温のお肉の状態のままだと薄く切るのがちょっと難しかったので、
冷凍庫で少し凍らせて身を締まらせてから、端から削ぐように切ってみました。
形は不ぞろいですし、日本で焼肉屋さんで出てくる牛タン程は薄くは切れませんでしたが、
初めてにしては何とか焼肉のお肉らしくなったと思います。
付け合わせの野菜は今回はシンプルに獅子唐だけにしてみました。←大好物!!!
獅子唐はTrader's Joesで購入しました。





【観覧注意】アメリカで牛の正肉以外の部分を購入し調理して食べる(牛タンの焼肉編)_e0070787_12173050.jpg





出来上がった金柑入りゴマダレです。
牛タンを切っていて思ったんですが、思った以上に乳臭さかったので(手とかにも結構匂いが付いた)、
グリーンオニオンという、玉葱と青葱の中間位の野菜を刻んだものも用意してみました。
これをタレにたくさん入れればその乳臭さとぶつかってくれるし、
また歯ごたえとかもいいアクセントになるかな、と思って、急遽飛び入りゲストです。




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そしてこちらが焼肉の様子です。
まずは牛タンですが、切ったときは結構固いのかな・・・と心配していたんですが、
焼いて食べてみたら全くそんなことはなく、むしろちょうどいい歯ごたえとして残ってくれ、
歯ごたえがあるのにとても柔らくて食べやすいという理想的な焼肉のお肉として活躍してくれました。
またグリーンオニオンをたっぷり入れたゴマダレも、やはり味噌が入っているからでしょうか、ちょっと乳臭いお肉にぴったりでした。
(ただ獅子唐はシンプルに醤油だけで食べた方が美味しかったです。)
一応ゴマダレが口に合わなかった用に、ポーランドのフシャン(ホースラディッシュのペースト)、アメリカのバーベキューソース、そしてステーキ用のマスタードソースも食卓に置いておいたんですが、
私もポーランド人の夫も全くそれには手を伸ばさず、ゴマダレだけであっという間に牛1頭分の舌を完食でした。



先日のレバカツに続いて、牛タンの焼肉大作戦、大成功です!!!



感想は、牛タンは最初の処理がちょっと大変でしたが、
それを引いても余りあるほどの美味しさと感動を我が家に届けてくれました。
後は自宅焼肉が思った以上にすごく良かったので、次回からは牛タン+もう少し肉の種類を増やしていけたら、と思っています。






by japolska | 2016-02-01 12:43 | 世界のテーブルから


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