じゃポルスカ楽描帳

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2014年 06月 22日

熟成を重ねたダークフルーツケーキ

甘いものが無くては生きていけない、超甘党のポーランド人の夫とは対照的に、
どちらかというと辛党の私は、普段それほど甘いものを食べないほうだと思います。

しかし、それでもやはり、疲れている時とか、
美味しいお茶とともに何か一口、という時には、
ちょっとした甘いものがあると癒されるような気がして、
冷蔵庫に日持ちのする焼き菓子を作って常備するようにしています。

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去年の2月、市販のいろいろな種類のドライフルーツを大量に買い込み、
それを刻んで熱湯消毒したビンに入れ、ダークラムとコーヒーブランデーの2種類の洋酒に漬けておきました。
上記写真はその時の仕込みの様子です。動画を見ながらの地味な作業です。

まずはコストコに並んでいた大袋入りのドライフルーツを全種類購入し、
その後は地元のスーパーで、コストコで買えなかった種類のドライフルーツを全種類購入したので、
全部でフルーツ類はおそらく15種類前後ほど入っていると思います。
初期費用は結構かかってしまいましたが、普段外食もテイクアウトもしないし、
どこに出しても恥ずかしくない引きこもりの私の楽しみといえば食べることくらいだし、
えーいたまのことだから贅沢したれ!と、かなり奮発してしまいました(笑)。
まる1日かけて大量のドライフルーツを細かく刻み、家にあった大きさもまちまちのビンを総動員させてたっぷり作りました。
ドライフルーツに関しては、個人的にはイチジクととアプリコットが個性的な味がして美味しいなぁ、と思いました。←漬ける前にもちろん全種類つまみ食い済みですw。


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これが漬けた直後のドライフルーツです。
まだまだ個々のフルーツの色や形が鮮やかで綺麗です。


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こちらが漬けてから数日たったフルーツを使って初めて焼いたケーキです。
この時はコーヒーブランデーで漬けたフルーツを使って焼いてみたんですが、
焼きあがったときのコーヒーの香ばしい香りと、沢山のフルーツの風味と控えめな甘さが、
たまたま我が家に遊びに来てくれた夫の友人のポーランド人にも好評で、
後日これの他に1本焼いてプレゼントしました。

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上記写真が1年以上経過したフルーツ漬けです。
お酒がだいぶ染みこみ、どれも深い琥珀色になっています。


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そしてこれが、1年以上熟成させたフルーツ漬けを使って焼いたケーキです。
小さい可愛い焼き型を見つけたので大きさはかなり小さくなってしまったのですが、
以前焼いた時とレシピは全く一緒です(レシピはこの記事の最後に書いてあります)。

しかし今回は、1年以上熟成させたフルーツ漬けを使ってケーキを焼いた後、
焼いた後の1ヶ月間は毎週、その後の1ヶ月間は約10日に1度のペースで洋酒を振りかけ、
ラップとアルミホイルできっちりと包み、2ヶ月ほど冷蔵庫の中で更に熟成させてみました。
ここまで熟成させると、フルーツとナッツ、ケーキの生地部分はほぼ完全に一体化し、
まるで羊羹のように落ち着き、形を崩さずに薄く切る事が可能となるようです。

このケーキを焼いた後、私は洋酒を振り掛ける度に、
1切れずつ切って味見をしてきたんですが(だから上記の写真の本体は小さいんですw)、
お酒を振りかける度、冷蔵庫で熟成させる度に、
香りが高く別物のケーキに変わっていくのが味オンチの私にも確実に分かりました。
そして7回目のお酒を振りかけた時、もうこれ以上ケーキがお酒を吸えないというのが見て取れたので、
ここでやっと私のダークフルーツケーキが完成形になったのかな、という気がしています。

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ダークフルーツケーキという名を知ったのはこちらの本からです。
この方は本当にケーキ作りが大好きで、海外に出ては色々な刺激を受け、
試行錯誤をしていろいろな種類のケーキを作り上げてきていらっしゃったそうです。
また文章を読むと、ケーキを作ること、そして食べることを心から楽しんでいるのが分かるので、
読んでいるこちらも楽しくなり、自分でケーキを作って食べたくなってしまいます。
私が何度も何度も読んでしまう、数少ない本の内の大切な2冊です。
ケーキ作りが好きな方はきっと楽しめる本だと思います。

フルーツたっぷりで甘さ控えめの、ポーランド人にも認められたダークフルーツケーキのレシピは以下の通りになります。
よく漬かったフルーツとブラウンシュガーを使うので、見た目地味になりますが、中身はかなり贅沢だと思います。

-材料-
・卵 3個
・無塩バター/薄力粉 各120グラム
・ブラウンシュガー 70-80グラム
・ベーキングパウダー 小さじ1杯
・ドライフルーツ洋酒漬け たっぷり (洋酒はダークラムとコーヒーブランデーがお勧め)
・好みのナッツ たっぷり
・無農薬グレープフルーツの皮の砂糖煮 適量 (たまたま作って保存しておいたのを利用。苦味が加わります。私は苦い味が好きなので少量を加えました。無くてもいいです。)

-作り方-
・バターを柔らかくし、砂糖を少しづつすり混ぜる。
・卵を1つづつ投入し、しっかり混ぜる。
・ふるった小麦粉とベーキングパウダーを入れよく練る。
・ドライフルーツ洋酒漬けとナッツを好みの量入れる。
 ※ポイント:「入れすぎかな」というくらいでちょうどいいです。フルーツやナッツが生地で何とかまとまっているくらいが理想です。
・180℃のオーブンで焼く。焼き具合は竹串を差して、何も付いてこなかったらOKです。




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by japolska | 2014-06-22 10:56 | 世界のテーブルから | Comments(2)
Commented by みさと at 2016-07-16 09:12 x
おいしそうです!私も食べてみたい✨✨私も前はよく作ってたんですが、旦那さんは年中ダイエットしてるので、作ると快く思われないですし、結構出費もかさむので今ではすっかり作りません😅打ち込める何かがあるって良いですね!
Commented by japolska at 2016-07-18 03:17
みさと様

書き込みありがとうございました!

いや~、実は作ったのはいいんですが、
我が家もダイエットモードに入らなくてはならなくなったので、
正直ちょっとこれらを持て余しています・・・。

でも、栄養的には優れていると思うので、
お菓子以外に、例えば肉料理のソースに使えないかな、とか、
別の調理法を今考えている最中です。



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