2014年 03月 24日
最近歳のせいか、毎回の食事に漬け物が必須になってきました。 という訳で、今日はお休みだったので、常備菜として朝から白菜と大根の浅漬けを大量に作りました。 以前は料理の本やネットでのレシピを見ながら、 塩だけで浅漬けを作っていたのですが、 食べているうちにやはりどこか物足りなく感じてきました。 漬ける際、もっとグルタミン酸の旨味や、何か発酵系、もしくは香辛料的なものが入れば美味しくなるかな、と思うようになり、 日本へ里帰りした際、近くのスーパーを物色。そして以下のようなものを購入してきました。 左から大袋サイズの昆布茶、梅昆布茶、柔らかい昆布に梅のフレーバーがついているおつまみに、 真ん中にある小さな瓶は乾燥させた柚子の皮を細かく砕いたものです。 以前確かどこかのグルメ漫画の中で、 「パスタのトマトソースに昆布茶を入れるとすごく美味しくなる」というくだりがあったので、 ずっと「昆布茶」という単語は頭の中にあり、料理にも使えるという理解だけはあったのですが、 スーパーによって一番左の昆布茶のパッケージに書かれてある「お料理にも使えます」という表示を見た瞬間、 「これは漬け物に使えそうだ!」と即時に脳が反応(笑)。 それからは体が勝手に動き、隣にあった梅昆布茶やおつまみコーナーにあった昆布のおつまみも買ってきてしまいました。 ちなみに真ん中の乾燥柚子は母と伊勢神宮に旅行をした際に購入してきました。 量の割には高価だったのですが、少量でもものすごく香りがいいです。 私は柚子が大大大好きなので、こういうのを探していました。買えてよかったです。 アメリカに来てから、こちらに売られているいろいろな種類の野菜で浅漬けを作ってみたんですが、 私にとってはやっぱり白菜と大根が鉄壁です。 私は美味しんぼの47巻に出てくる、海原雄山氏が作って披露宴に出した、 「大根と大根の葉の浅漬け」になぜかすごく憧れを持っていて、 残念ながらこちらでは大根の葉はなかなか手に入らないのですが、 その代わりにいつでも手に入る大根本体と白菜を使ってそれに似た漬け物をよく作っています。 まずは野菜を用意し、できるだけ細切りにして塩と一緒によく混ぜます。 こういう「切る」作業は無心になれるのでストレス解消にいいんですが、結構時間がかかるのが難点。 なので私はよくPCでYoutubeを見ながら作業をします。 今日は「特命リサーチ200X」と「名探偵コナン」、そして「水曜どうでしょう」が作業のお供でした。←子供www。 単調な作業が大変楽しく進みました。 しばらく置いておくと水が出てくるので、 私は塩分を減らすため、ざるに入れ一回ざっと洗い、しっかり絞ります。 それから上記の昆布茶、梅昆布茶、昆布、乾燥柚子を、味を見ながら入れていきます。 出来上がったのがこちらです。 お昼ごはんに味見を兼ねて食べてみたんですが、やっぱり昆布の旨味が入ると全然違いますね。 そして乾燥柚子が食卓に春らしい苦味の入った和の香りを運んできてくれました。 我が家では上記写真のようなガラス製の卓上浅漬け入れに入れ、冷蔵庫で保存します。 食卓に乗せるときは小さなガラスの器に取り分け、少しづつ消費していきます。 見た目は地味なんですが、この小さな漬け物の小鉢があると、 食卓に「お母さんの味」的な要素が加わり、 見た目からして何か「真っ当なものを食べている」という感じになります。 明日からのご飯の時間が楽しみです。 こんな浅漬けのほかにも、海外でも使えそうな方法としては、 パンやビールで糠床もどきを作って漬ける方法や、 ヨーグルトと味噌を組み合わせたものの中に漬けるやり方もあるみたいですが、まだ未経験です。 上記方法も含め、他にもいい方法があったら、近いうちに試してみたいと思います。
by japolska
| 2014-03-24 10:58
| 海外和食事情
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