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じゃポルスカ楽描帳

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2009年 06月 17日

アメリカ人に日本語を教える

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約1年振りの更新です(笑)。はっはっはっ。

以前、スペインのバルセロナに滞在していた際、
短期間ですが語学学校に通ってマジ泣きした経験があるのですが、
その時の気持ちから、「自分がどれだけ初心者に分かりやすく教えられるか&相手の日本語力を伸ばせるか」という事を試したくなり、
現在、私は10代の女の子2人の姉妹に日本語を教えています。

言語と言うのは、自分が読み書きを完璧にできるからといって、
それを相手に(しかも別言語を話す人物に対し)上手に教えられるとは限らない、というのは、
経験者の話を読んだり聞いたりして重々承知はしていたのですが、
実際に教えてみて、その難しさ&大変さをしみじみ感じています。

とにかく、受けてみて楽しく分かりやすい授業内容で、
できるだけ相手の記憶に残るようなインパクトを残すようにしようと心がけているのですが、
要領が悪いのか、毎週たった1時間だけの授業に対し、
授業が終わってから次の授業まで、「次はどんな授業内容にしようか」といかなる時でも考えている始末だし、
テストや宿題等のプリント作りに数時間を割いている有様です(涙)。トホホ★

上の画像は、実際に使用したそのプリントの中の1枚です。宿題として出してみました。
絵を描くことで、単語との関連性を強くさせ、より記憶に残りやすくしてみたし、
またその中から「選ぶ」という作業をさせ、遊びの感覚も取り入れてみました。

ちなみに、教え初めて約3ヶ月程経ったのですが、
本人達が若く、またやる気満々で、山のような宿題もきちんとやってきてくれるおかげもあり、
先日のひらがな&カタカナ書き取りアチーブメントテストでは、
両者ともひらがなは満点(!)、カタカナもあと10個前後書ければパーフェクトというところまでこぎつけることができました~!やったー!!
採点をしている間、全く素で「すごい!すごい!」と連呼してしまいました。

2年前の今頃、あの学校で経験した涙・涙の日々が(爆笑)、
授業料と感動に変わり戻ってきました。
教えるっていうのは本当に大変だけど、相手が理解してくれて、教えた内容を楽しく使っているのを見るとしみじみ嬉しいですね。

by japolska | 2009-06-17 15:55 | アメリカ


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